宮崎駿「風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック」

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宮崎駿、最後の長編アニメ「風立ちぬ」の原作になった、模型情報誌月刊「モデルグラフィックス」の連載漫画です。

個人的に「紅の豚」は大好きで、「飛行艇時代―映画『紅の豚』原作」も楽しく読ませてもらいましたから、こちらの原作漫画も大いに期待しておりました。

鉛筆画・オールカラー水彩・手書き文字と、アナログ感たっぷりのいつもの宮崎タッチの漫画です。クラシック飛行機マニアらしい徹底ぶり、余白の小さな文字でのツッコミ、カプローニさんや奥様を除く登場人物が豚顔(一部ワンコも)…など、きっと描いている本人も楽しいのでしょうねぇ。読んでいるとそれが伝わってきます。

映画では企業名などは具体的には出てこないけれど、原作では、当時の三菱・中島・川崎の3社の関係なども良くわかりますし、堀越二郎の「零戦」を読んでもピンとこなかった当時の戦闘機も、氏が描く絵でビジュアルでよくわかります。フィクションも入っていますが、宮崎さん的な堀越二郎解釈の本かもしれませんね。

とにかく宮崎カラーたっぷりのカラフルなページ、漫画のコマの1コマ1コマの隅々までなんとも楽しく、クラシック飛行機マニアでなくても十分楽しめる1冊であります。「飛行艇時代」の方も読み返したいのだけれど、本の山に阻まれで探せない…。

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このページは、raizoが2015年10月16日に書いたブログ記事です。

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