アップルの2015年第4四半期決算：前年同期22%増！

iPodが統計からフェードアウトしているのが象徴的ですねぇ。高性能のプレーヤーを作る気持ちは全くなさそうですし、iPodを買ってもらうよりも、iPodの機能が含まれているiPhoneを買ってもらう方が良いのでしょう。

iPadにしても、他社に追従して大きなiPad Proも出ますが、iPhoneが大型化してくると、iPhoneで全て済んでしまいますから、これ以上は爆発的に増えるようなことも無いように思います。

ただ、いわゆるパソコン市場が縮小する中で、Macintoshの売り上げが増えているのは良いニュース。この傾向はこのところずっと続いています。それでもiPadの方が断然売れているわけですから、iPadもまだまだ捨てたものではありませんよ。

iPhone 6Sはまだ出たばかりということで、ほとんどこの決算に含まれていないことを考えると、ホリデーシーズンを含む次の四半期もこの好調ぶりは続くことでしょう。

要は次の何か…ですよね。Apple Watchは個人的には大変気に入っているのだけれど、まだ万人ウケするものではありません。iPodはフェードアウト気味ではあるけれど、世の中を驚かせる製品になったのは確かです。でも初めて登場した時から爆発的に売れた訳ではありません。

iPodもiPhoneも初めはマニアックな製品というイメージだったけれど、モデルチェンジを重ねるうちに、多くの人に受け入れられるようになりました。

Apple Watchもそうなって欲しいし、別の新しいモノがまた出てくることを待っております。