今日は石巻から帰ってきたところなのですが、帰り道に「石巻 まちの本棚」に寄り道し、本日から始まったばかりの企画展「エフスタイルと北書店」をのぞいてきました。
エフスタイルさんの品物、そしてエフスタイルさんに合わせての選書と思われる、北書店さんの選んだ本が並んでいます。
たまたま蒸し器として使っていたわっぱが壊れたばかりでしたので、蒸し用のわっぱが欲しかったのですが、ちょっとお値段高め(でも良い商品なのでしょうねぇ)でしたので断念し、エフスタイルさんからは「ゴムが入っていない、ふんわりしたはき心地の靴下」を、北書店さんからは、たまたま未読だった宮本常一の文庫を買いました。北書店さんの本を買うと、ちゃんと北書店さんのカバーをつけてもらえますよ。
そして…夏の石巻一箱古本市の時、南陀楼さんが「一箱本送り隊賞」を送った一箱堂2号店さんから買った「グラビア石巻」。これがまちの本棚の棚にありましたので、パラパラと読ませていただきました。
ちょっと古い石巻人にとっては「懐かしい!」という写真がたくさんありまして、まちの本棚の大家さんの躭書房さんのかつての姿もありました。
そしてなんと、この本の協賛企業の1つに北上無線が写真付きで載っていて、思わずあっと声を出してしましました。次郎さん(祖父)の名前もあります。
とにかく写真があったのが嬉しかったのです。懐かしの木造社屋(右)と工場の写真です。
社屋は昭和初期か終戦後ぐらいの写真のように見えますが、平成の初めまであった年季のはいった建物だったので、きっとグラビアが出た当時のものだと思います。今残っていたら、市の重要文化財になっていてもおかしくなかったと密かに思っていた建物でした。中もレトロなんですよ。平成の始めまであったんですよねぇ。そして、私が今もよく会いに行く門脇のお地蔵様は、この社屋の右脇にあったのでした。
ということで…もっと面白い写真がたくさんありましたので、あのグラビア、また見に行きたいと思います!
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