三宅坂の国立劇場で、初春歌舞伎公演「通し狂言 小春穏沖津白浪―小狐礼三―(こはるなぎおきつしらなみ こぎつねれいざ)」を見てきました。歌舞伎は2年振りです。
開幕前には、新春恒例の獅子舞も行われておりました。
一方、演目は狐が主人公。尾上菊之助演じる小狐礼三は、狐の妖術を使う盗賊という役柄で、狐大活躍であります。
私は富司純子(特に緋牡丹お竜として)ファンでして、特に歌舞伎ファンではないのだけれど、菊之助さんは小さい頃から気になる存在でありました。
今ではすっかり立派になって、今回の小狐礼三もとてもカッコよく、クライマックスの立ち回りもダイナミックで大変感激しました。正直言って、スター・ウォーズの新作の殺陣(あれはライトセーバーで、歌舞伎の立ち回りは様式的ではありますが)などは、まだまだ足元にも及ばないと思いましたっ。
今回は双眼鏡も持って行って顔の表情などもバッチリ見ることができましたし、ストーリーも面白かったので大満足でございました。
次は文楽を見に行きたいなぁ。
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