ニュースで盛んに報道されている、本日の首都圏の交通機関の混乱に、私もしっかり巻き込まれました。
京王本線が遅れているというのは家を出る前にチェックはしていて早めに出たのですが、あそこまで遅れているとは思いもよりませんでした。つい情報に翻弄されて大失敗。職場到着まで4時間かかってしまいました。これまでは雪で交通機関が乱れても、少し早めに出かければこれほど遅くなることはなかったので、こんなに遅れたのは初めてかも…。
乗り換え駅の明大前では、30分待っても下り電車が来ません。どうやら上下線とも各駅停車しか動いていないらしい。反対側の上り方面は、恐ろしいくらいの乗車率の普通列車が到着し、待っている人は1ドア数人ずつしか乗車できてないようでした。ホームも人で溢れています。
「ただいま下り電車は新宿に停車しております」とアナウンスが入り、各駅停車がしきりに他社線への振替輸送をご利用くださいと何度も言うので、京王線は諦めて小田急線(下り)で行こうと井の頭線に戻ったのですが、井の頭線の渋谷方面行きも殺人的な混雑で、2本ほど待ったのですが乗れず。小田急も諦めて遅れているらしいけれどJR中央線にしようかと迷ったりしているうちに小一時間。
でももう回り道もリスクが大きいので、再び京王本線のホームに戻り、再び30分ほど待って下りの京王本線の各駅停車に乗りました。下りももちろんギュウギュウですが、上り電車よりは幾らかはマシだったと思います。
それがまた各駅停車の上、超満員電車なので速度も遅く、駅に止まるたびにドアもなかなか閉まらないのでえらく時間がかかります。途中で降りる人がいると、「おりまーす」という人を、その都度みんな声を掛け合って隙間を作ってあげたりして、この混乱の中で妙な連帯感もあるよなと思ったり。
府中の駅で、次の府中止まりの後続列車を待って発車します(20分は待ったか?)とアナウンスがあった時には、ちょっとちょっと…と思ったけれど、誰も文句は言わずじっと我慢。聖蹟桜ケ丘駅でやっと空いてきて、高幡不動駅に着いたのは、明大前から乗車して2時間後でした。駅の男性トイレが長蛇の列だったのがびっくり。男性トイレでもあんなに並ぶことがあるんですね。でも私はまだ入場規制に合わなかっただけ良かったほうでした。
しかし、京王が「3割ぐらい走っている(上下線とも」とずっとアナウンスで言っていましたが、1時間に2〜3本と言ってもらった方がわかりやすかったと思います。他社への振替輸送をご利用くださいと言うばかりで、その他社の運行状況も全くわかりませんでしたし。もうみんなスマホ見ているからいいってもんじゃありませんぞ。
先ほどのTVニュースによると、京王の相模原方面にある車両基地の送電線が切れてしまい、車両を基地から出すことができなかったようです。
しなんとも雪に弱い首都圏の交通機関でございました。
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