ここ数年で毎年恒例となった、みすず書房の月刊「みすず」、読書アンケート特集号が本日発売。速攻で紀伊国屋書店の本店で買い求め、もう3回ぐらい付箋をつけながら流し読みしたところです。
毎度ながら8割ぐらいは縁遠い本ばかりなのですが、残りの2割の中でも読みたい本がたくさん見つかりました。(写真付箋の通りですね。下にし付箋が付いているのは、読んだ本・買った本です。)
戦後70年だったということもあり、戦争に絡む本が目につきました。中でも、石巻(小中学校)の大先輩、辺見庸の「1★9★3★7(イクミナ)」。出版当時、買うか買うまいかかなり悩んでやめたのですが、2月に増補版が出るらしいので、そちらを読んでみようかと考え中。
昨年亡くなられた鶴見俊輔さんの本もたくさんありましたが、年末に出たばかりにも関わらず、多くの人にピックアップされていたのがこちら。直販のみだそうですが、これは注文してみようかと思っています。(某所で見かけた全詩集、買えばよかったなあ)
数少ない理系な本では、おっとこれは気付かずにいて不覚だったと思ったヘッケルの本。これもきっとこれから読むと思います。
古本者にとって一番気になったのは、「稲垣書店記念本『一頁のなかの劇場-「日本古書通信」誌上映画文献資料目録全107回集成』」だったのですが、これは入手が難しそうです。いつか古書店で出会えたとしてもプレミアが付いていて買えないと思います。どこかの図書館で読めると良いのだけれど…。
まだまだご紹介したい本もあるのですが、それは皆様それぞれこの特集を読んでいただくとして、私もしばらくは何度も読み返すことになる「読書アンケート特集」なのでした。
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