先日、月刊みすずを買いにいた時に、ラスト1冊だった「石巻学」を見つけました。年末帰省時に買い損ねていたものです。
発行は、石巻市生まれでの作家で、石巻若宮丸漂流民の会事務局長の大島幹雄さん。石巻の、過去・現在・未来をつなげていきたいということでプロジェクトが開始されたとのこと。石巻、意外とハイカラなところもあり、文化的にも掘り下げると面白いのに…と思っていました。
個人的には釜谷のお祭りの話、ヤマト屋さんの話、魚市場の話などを興味深く読みましたが、一番は門脇の本間家蔵出しエッセー「明治石巻のラッコ猟」でした。石巻でも行われていたのですねぇ。本間さんの蔵にはお宝資料がたくさんありそうで、今後の連載が楽しみです。
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