東京時層地図
カテゴリ: ナビゲーション, 旅行
このところハマってしまった地形本。思い返してみますと、もともと「坂道」の素地があり、雑誌「東京人」は地形特集の号を買うことが多かったので、一箱古本市でも地形本のラインナップにも多少入れることができました。
そんな東京人の地形特集やスリバチ本で出てくるのがこのアプリ。iPhoneで、今いる場所の地形がわかるアプリです。いや、他にも古地図・明治・昭和初期…など、各年代の地図も参照できます。だから「時層」なのですね。
というわけで、こちらは先日の不忍ブックストリート周辺の地形図。不忍の池に向かう谷間がはっきりわかります!
このアプリ、発売当初の2011年ごろに購入していたのですが、地図アプリだけに容量が大きく、当時のiPhoneの容量不足により長らく削除したままになっておりました。
しかし、最近地形本を読むようになり、このアプリが度々登場するのです。古地図を表示する機能の方に気を取られていましたが、実は高低差がわかる「段差陰影(5mメッシュ標高)」という地図が含まれていたのです。
これを知って再びダウンロードし直し、出かけた先で地形図を見てみる…という楽しみが増えました。ちょっと高低差が気になった時にこのアプリを起動すると、自分が今いる地点の地形図がすぐに出てきます。いやぁ、昔買っておいてよかったなぁ。これだけでなく、本来の時層地図として、古地図から現代までの時流れにそった地図散歩もできますよ。
そして、地形人絶賛のWindows用のフリーウェアに「カシミール3D」というソフトがあります。素晴らしい3D地形図が表示できるもので、スリバチ本などで多用されており、その地図を見ただけてもうっとりしている自分も、地形人に近づきつつあるようです。
で、このサイトで知ったのが「スーパー地形」というiOSのアプリ。こちらは日本全国の「スーパー地形データ」を見ることができる上、Google MapやGoogle Earthのデータも表示できます。
これでどこに行っても、いや行かなくても地形図を見ることができるという、これまた地形人にはたまらないアプリであります。こちらは地図データがアプリ内課金になっており、まずは無料で試すことができます。私は無料期間が終わってしまったところなので、これからどうしようかと悩み中です。
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