若冲展はあきらめて広重ビビッド展に行きましたが、そこには罠が...

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広重ビビッド会期も短く、どんどん混雑が酷くなる一方の若冲展。長時間の行列に耐えられそうもないので行くのはあきらめました。

関西人ではなく東京らしいものにするか...と、広重の名所江戸百景を見に行くことにしました。六本木東京ミッドタウンのサントリー美術館にて開催中です。

原安三郎コレクション 広重ビビッド サントリー美術館

日本化薬株式会社元会長・原安三郎という方の個人コレクションということで、状態の良い「初摺(しょずり)」ばかり。色も線もシャープで鮮やか...ということで「広重ビビッド」というタイトルになっているようです。

江戸名所モノの本も何冊か読んだばかりで、その中で名所江戸百景も何度も目にしていましたから、本物を見るのを楽しみにしていました。

平日ながらそれなりに混雑していましたが、初摺の色の良さはまさにビビッドで、いくつかは東京国立博物館で見たことはあったものの、これだけまとまってズラリと並ぶと圧巻です。北斎は、主に関西方面の名所を初回する「六十余州名所図会」、「名所江戸百景」を見ることができました。

が、です。「名所江戸百景」はなにしろ百景ですから、数が多いわけで、なんと会期の途中に展示替えがあり、コレクションの半分ずつ展示するというカラクリだったのです。すべてのコレクションを見るためには、2度通わないといけないのでした。ガーン。

でも、やっぱり「名所江戸百景」はとても面白かったので、やっぱり残りも見たい!後半の日程も行かざるを得ないか...と、少しモヤモヤした気持ちを引きずって会場を後にしました。

広重ビビッド。重量感のある図録もステキだったので買っちゃいました。これにはもちろん「名所江戸百景」コレクションは全部掲載されております。後半いけなかったらこれで我慢しようということで。


広重ビビッド。これが中身です。右側が「六十余州名所図会」の「紀伊和哥之浦」がのっているページ。タンチョウとマナヅルが一緒に飛んでいるところが気に入りました。

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このページは、raizoが2016年5月18日に書いたブログ記事です。

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