先日、天気が良かったので、前から一度行ってみたいと思っていた世田谷の等々力渓谷に行ってみました。東急大井町線「等々力」駅は、自由が丘から各駅停車に乗って「等々力」駅まで5駅。駅からは5分ほど歩くと、ゴルフ橋という等々力渓谷の入り口に着きました。
ちなみに、等々力渓谷の入り口にはお豆腐屋さんがありました。古いお豆腐屋さんは、必ず川の近くにあります。水がたくさん必要だったからですね。同じように昔からのクリーニング屋さんも、川の近くにあることが多いそうです。昔は、ドライクリーニングではなく「洗濯屋」さんだったからですね。
さて、階段で「渓谷」に降りると、世田谷の住宅地とは別世界が広がっていました。紅葉を狙って行ったのですが、意外と渓谷が深く、暗い照葉樹林帯の様相です。水はさすがに清流とは言えないけれど、夏に来たら涼しそうでした。
途中のお不動さんのところでは、龍の口から水が湧き出していました。昔は滝行をしたのでしょうか…。
帰り道、区の職員らしき方が、渓谷に大きく現れている地層を見て、どんな案内看板を出すか相談していました。そうか、最近地形が人気ですもんね。
ということで、家に帰ってから調べて見たら、地形的にも有名な観察スポットだったようです。うーん、もっと事前に勉強してから行けば良かったと大いに後悔しております。次に行く機会があれば、もっと事前に地形をチェックせねば!
「東京の地形」のバイブルといえばこれだっ!
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