コーンウェル「邪悪」:今度こそ潮時か?

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年末にこのコーンウェルの「検視官」シリーズを買って読むのが、ここ数年の恒例行事となっております。もちろん最初からずっと読み続けているのですが、今回で23作目であります。

しかし、さすがにそろそろ打ち止めかと思わされました。(以下ネタバレあり)

毎回もうやめようと思いつつ、先が少し気になるといえば気になる。

前回のお話で宿敵キャリーが現れ、そのまままた消えてしまったため、キャリーの話にはなるのかなと思ってましたが、結局今回も主人公たちの目の前に姿を現さないまま話が終わるという展開に、少し気が抜けてしまいました。これがしばらく引っ張られるのかなと。

おなじみの食事シーンがほとんどなく、最後の数十ページのジェットコースターのような大展開も相手が出てこないので迫力不足。検視官としての仕事も部下にお任せなので、読みながらそろそろ潮時と感じました。なんとか読了。そしてやはりキャリーシリーズが続く終わり方でした。

もう今回で打ち止めにします!(宣言)

同じシリーズものだけど、まだキャサリン・ダンスの方が良かったかなぁ。本屋さんで何度も迷ったんだよなぁ。

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