世田谷美術館「花森安治の仕事」

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世田谷美術館。このところ引越しの準備よりも人に会う用事の方が増えてしまい、引越しの準備はさっぱり進みません。処分する本を選ぼうとすると悩んでしまい、なかなか進まないのです。いかんなぁ。

そんな中、世田谷美術館で開催中の、「花森安治の仕事 ― デザインする手、編集長の眼」に行ってきました。

『暮しの手帖』花森安治の生涯を世田谷美術館で振り返る|美術手帖

実は以前にも「花森安治と『暮しの手帖』」展をここに見に来たことがあります。その時はとにかく「暮らしの手帖」の表紙画がずらりと並んでいたこと、一銭五厘の旗があったことを覚えていますが、今回はどんな展示になるのか楽しみにしていました。

会場に入るとまず、『花森安治の「あいうえお・もの図鑑」』から始まります。「あ」から「ん」まで、花森安治さんにまつわる様々な「モノ」が並びます。モノの展示は楽しいですね。個人的には、鉛筆やクレパス、ボールペンなど、使っていた文房具が一番気になりました。

そのあとは花森さんの学生時代から暮らしの手帖社に入る前、そして入ってからの様々な仕事が紹介されていました。先日読んだばかりの「花森安治の従軍手帖」の実物も並んでいました。従軍手帖のあの小さな手帖に、小さな字でびっしりと文章が記されていて驚きました。小さなカットの原画の細〜い線で描かれたイラストなども、その繊細な出来にも驚きました。

娘さんの結婚式の時にも着ていたというマグレガーのジャンパーの実物もありましたし、
他には、花森さんが装幀した本なども並び、前回の暮らしの手帖展よりも、ぐっと内容が充実していたように思います。タイトルの通り、暮らしの手帖の話というよりは、花森さんの「デザイン」を中心に、その編集長ぶりを紹介する内容です。

「とと姉ちゃん」にハマっていた方は是非行ってみてください!今後、娘の藍生さんや、花森さんと一緒に暮らしの手帖社で働いていた小暮雅章さんの講演会なども予定されているようです。会期は4月の9日まで。

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このページは、raizoが2017年2月16日に書いたブログ記事です。

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