「小倉昌男 経営学」このたびのヤマト運輸のamazonへの対応にも納得。

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最近何かと話題のヤマト運輸。そういえばこの本持ってた…ということで読了。

宅急便の父、元社長の小倉氏による、ヤマト運輸の経営についての本であります。

基本は、いかにして宅急便事業を立ち上げ、その事業を大きく便利にしてきたのかというのが大筋であります。いわゆるビジネス書的なものではあるますが、宅急便史でもありますね。

ヤマト運輸が大和運輸だった時代、大口の取引先だった三越との取引を中止するくだりがあります。三越側の社長が変わったことを機に、取引条件がヤマト運輸側にどんどん厳しくなり、結果三越との取引をやめることにするというエピソードです。

その後、宅急便事業に専念するため、長年続けて来た松下電器との取引もやめたというエピソードもあり、いくら大口でも、経営判断で引くときは引くというのは過去にも何度かあったのですね。

ブラック企業と化してしまった労働環境を見直す方向に舵を切ったのは、小倉氏の経営理念に立ち返った結果でもあるのかなと思ったりもしました。

個人的には、商品の配送もサービスの重要なポイントの1つだと思います。特に通信販売では。アップルストアはかつて福山通運を使っていましたが、その頃は商品を受け取るのが大変で、通信販売をためらう要因の1つでした。配送がヤマト運輸に変わったときは、福山さんには申し訳ないですが、本当によかったと思いました。

先日ネットで購入した箒も、配送は「西濃運輸」と聞いて多少不安もあったのですが、ラスト1マイルはヤマト運輸が肩代わりでホッとしましたし。

amazonさんも、配送体制が変わった後、多少トラブルもあるようですから、これからのネット通販は消費者もそのつもりでの発注が必要ですな。

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昨年はこちらの本も読んだのです。これはまた「経営学」とは違う小倉氏の側面がわかる1冊です。小倉昌男さんという人物について興味のある方にはオススメです。

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このページは、raizoが2017年7月 5日に書いたブログ記事です。

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