今日は自転車で少し遠くの本屋さんへ。先日から気になっていた岩波文庫「芭蕉自筆 奥の細道」を探しに行ったのですが、残念ながら在庫がありませんでした。
代わりに岩波書店「図書」の臨時増刊号、岩波文庫創刊90年記念「私の三冊」をもらって帰って来ました。
図書 2017年 臨時増刊号 - 岩波書店
228人の有識者の方が、岩波文庫から三冊を選んでいます。選者の名前のアイウエオ順に並んでいるため、トップは赤坂憲雄さん。そして一番最初に出て来るのが、宮本常一の「忘れられた日本人」でした。これは何人もの方が選んでいました。
意外と漱石よりも鴎外が多かったり、福沢諭吉や魯迅も多かったり、自分が積ん読のままにしている「アイヌ神謡集」も多くの人に選ばれていたり。
そうなんです。岩波文庫もそれなりに持っているのだけれど、ちゃんと全部読み終わっているものは数が少ないのです。
となると、私が選ぶと全部正岡子規になりそうだなぁ。自分で買った初めての岩波文庫もこれらだったかも。
本棚にゴロゴロしている岩波文庫、やっぱり早く読み始めなくては…。
コメントする