岩波文庫創刊90年記念「図書」私の三冊

| コメント(0)

岩波文庫90年。今日は自転車で少し遠くの本屋さんへ。先日から気になっていた岩波文庫「芭蕉自筆 奥の細道」を探しに行ったのですが、残念ながら在庫がありませんでした。

代わりに岩波書店「図書」の臨時増刊号、岩波文庫創刊90年記念「私の三冊」をもらって帰って来ました。
図書 2017年 臨時増刊号 - 岩波書店

228人の有識者の方が、岩波文庫から三冊を選んでいます。選者の名前のアイウエオ順に並んでいるため、トップは赤坂憲雄さん。そして一番最初に出て来るのが、宮本常一の「忘れられた日本人」でした。これは何人もの方が選んでいました。

意外と漱石よりも鴎外が多かったり、福沢諭吉や魯迅も多かったり、自分が積ん読のままにしている「アイヌ神謡集」も多くの人に選ばれていたり。

そうなんです。岩波文庫もそれなりに持っているのだけれど、ちゃんと全部読み終わっているものは数が少ないのです。

となると、私が選ぶと全部正岡子規になりそうだなぁ。自分で買った初めての岩波文庫もこれらだったかも。

本棚にゴロゴロしている岩波文庫、やっぱり早く読み始めなくては…。

コメントする

アーカイブ

子規の一句

花一つ一つ虻もつ葵かな

くものす洞広告

このブログ記事について

このページは、raizoが2017年8月28日に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「シロテンハナムグリ。」です。

次のブログ記事は「日経新聞にiPhone発表のApple Event 9月12日の報。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。