石ノ森萬画館「石ノ森章太郎とジュン展」:ジュンのこと、見直しました。

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そういえば少し前になりますが、石ノ森萬画館で開催中の特別企画展「石ノ森章太郎とジュン展」を駆け足で観てきました。

第68回特別企画展 石ノ森章太郎とジュン展(2018/1/25~4/8) | 石ノ森萬画館


今年は石ノ森章太郎生誕80周年。私も年間パスポートを買ったので、また後でゆっくり観に行くつもりでささーっと回ったのでした。

実は石ノ森漫画にはあまり馴染みがなく、私は手塚&藤子不二雄派でした。石ノ森章太郎は宮城県出身ということは知っていましたが、どうも漫画の雰囲気が苦手で食わず嫌いでほとんと作品を読む機会がなかったのです。TVアニメの009を熱心に観ていたぐらいでしょうか。

なかでもこの「ジュン」のキャラクター、石巻駅構内にも絵がありますが、どうも暗くてつまらない印象があり、漫画も読んだ事がありませんでした。

今回の企画展は、石ノ森の分身とも言われたキャラクター「ジュン」シリーズの紹介と原画展示。1967年に初めて発表されて以降、いろいろな雑誌で連載が断続的に続いていたのだそうです。(もう全く知りませんでした)

なんだかいつも暗い表情のジュンも、晩年(?)は絵の中で石ノ森先生と一緒に出演するようになって、笑顔が増えたというエピソードが印象に残りました。

展示にそってこの漫画シリーズを追っていくうちに、最後はジュンが好きになってくる不思議。期間中に原画の入れ替えもあるそうなので、絶対にもう一度行きたいと思っています。

そういえば…つい数日前、やっと「COM」版のジュンを漫画で読みました。こうしてあらためて読んでみると、大人の漫画ですね。手塚治虫が、この漫画のに否定的な評価をしたというエピソードが有名ですが、石ノ森の前衛的な表現に否定的だったということらしいけれど、私としては漫画の中に出てくる昆虫の描き方が手塚先生にしてみるとダメだったのではと勝手に想像しております。

カブトムシやカミキリムシがアップでコマに登場している部分があるのですが、どうもどちらも描き方が貧弱で、昆虫好きだった手塚治虫的にはちょっと我慢ならなかったのではないかと。ストーリーは前衛的だけれど、石ノ森の画力はこんなものか…みたいながっかり感もあったのかも…。という私的新説でした。

ポット出版のコミックス、萬画館のギフトショップでも販売されていました。あらゆるジュンの作品が収録されていて、力のこもった編集だなぁと思いました。amazonでは品切れ中でしたが、今回のこの企画展で売れ出したのではないかなぁ。

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このページは、raizoが2018年3月 1日に書いたブログ記事です。

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