東京日帰り。東京国立近代美術館「ゴードン・マッタ=クラーク展」では時間足りず!

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東京20180626
温泉旅行で使った「大人の休日倶楽部パス」の有効期限残り1日分を使って、東京に日帰りしてきました。このパス、4日間有効で指定券も6回まで発行できるのでかなりオトク。というわけで新幹線の指定席を取っての往復です。

いくつかこなしたい用事がありまして、その合間に寄り道して歩きました。


東京20180626
東京駅に到着したのは10時前でしたので、最初からてくてく歩いて最初の目的地、京橋のLIXILギャラリーへ。ここでは、仙台の和菓子職人石橋幸作さんが訪ね歩いた駄菓子をテーマとした「ふるさとの駄菓子-石橋幸作が愛した味とかたち- 」展を。郷土菓子って好きなんですよねぇ。併設のLIXILブックギャラリーでは、独自の選書のラインナップを堪能しつつ企画展の図録を購入。

その後は、銀座まで歩いて紅茶1年分をまとめ買いしてから渋谷へ移動。引っ越し前に作ってもらった眼鏡をやっと(フィット感がイマイチだったのです)調整してもらい、歩いて明治通り方面へ。グラニフ原宿店でちょいと買い物をしつつ、さらに歩いて明治神宮前より竹橋へ移動。

東京20180626
東京国立近代美術館で開催中の「ゴードン・マッタ=クラーク展」を観に行きました。ここではJAF優待で100円引き。東京にいる間は自分がJAF会員になるとは思ってなかったなぁ。

ゴードン・マッタ=クラーク展 | 東京国立近代美術館
ゴードン・マッタ=クラークの回顧展東京国立近代美術館で、「ビルディング・カット」シリーズ初来日作品も - ファッションプレス

東京20180626
マッタ=クラークのことは、実は全く(だじゃれではありません)知りませんでしたが、いやいやすごく良かったです。若くして無くなられたのですね…残念だなぁ。今回の展示は、他のお客様の迷惑にならなければ、写真撮影OK。iPhoneやスマホだと「カシャ」と音がするのであまりよろしくない(もしくは無音シャッターのきれるアプリで撮影)ですが、デジカメを持参すると良いかと思います。

東京20180626
何と言ってもやはり建物を切断する作品群が強烈な印象でした。身の回りでは古い建物の取り壊し工事が多いので、こうなったら石巻でも誰かこれくらいやって欲しいな…と思ったりも。しかし、映像作品が多く、時間切れで全部観られなかったのが心残りです。そういう人たちのために、リピーター割引もありましたよ。

東京20180626さて竹橋を後にして、てくてく歩いて神保町へ。そう、久しぶりの古本街です。時間がないのでちょっとだけ…とは思うのですが、もう真っすぐ歩けません。信山社のあとに出来た神保町ブックセンターにも行ってみましたが、岩波の本が全て揃っているのはよいけれど、やっぱり信山社さんのほうが良かった…。たぶんもう行かないかな…。


もっと神保町界隈に時間を取れば良かったと後悔しつつ、東京堂や三省堂にも立ち寄り、神保町ならではの本を。

これは帰りの列車で読みながら帰ってきました。女性には珍しい古本者、カラサキ・アユミさんの古本な日常を描いた漫画なのですが、気持ち分かるわぁ…という古本あるある満載で、楽しく読ませていただきました。

東京20180626神保町もいくら時間が合っても足りず、当然ここでタイムアップ。帰りの新幹線では、これも久しぶりのシュウマイ弁当を、大人の休日倶楽部パス提示で1割引で買って食べました。いやいや久しぶりの東京で歩きました。20,000歩オーバーでした。いつかまた。

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このページは、raizoが2018年6月29日に書いたブログ記事です。

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