ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」上下

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カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
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長年読み続けてきたコーンウェルの検死官シリーズ最新刊をパスして読んだのが、年末のミステリーランキング総なめの「カササギ殺人事件」。読み終わりました。

オーソドックスなミステリーと今どきのミステリーが1つの作品で楽しめる作品でございました。
(以下ネタバレ多少あり)


先入観まったく無しで読みましたので、上巻を読んでいる時は、イギリスの片田舎で起きた殺人事件というオーソドックスな設定に「古くさいミステリーだな」と、多少退屈さも感じてなかなか読み進まず。下巻にさしかかり、上巻に出てきたたくさんの登場人物を思い出そうと登場人物紹介を開いてみましたら、これまで出てこなかった名前ばかりがならんでいます。あれ、違う本?と見直してしまったぐらいです。

でもそれが正しかったのです。下巻は全く別の話のように、現代のイギリスにタイムワープ…というよりは、小説の中に小説が入っているパラドックスのようなお話だったのでした。

そういった仕掛けそのものは面白い発想だなと感心しましたが、ストーリーについては個人的にはどこか物足りなさも感じました。でも大絶賛の方もいらっしゃいますし、好みの問題ですね。

やはり私はミステリーには向いていないのでしょうか。いやそんなことはないはず。無駄なく面白い小説が読みたいです。

カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)
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このページは、raizoが2019年1月31日に書いたブログ記事です。

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