東京都に住む成人男女の居住満足度調査で、駅として20年住んでいた世田谷代田が2位に入っていたので驚きました。他のランクインした駅とはだいぶテイストが違うのに...(写真は2005年の世田谷代田)
東京都の住みここちランキング 3位「広尾」、2位「世田谷代田」、1位は?(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
1位は、築地・新富町だそうです。
7万人の回答で、東京は駅の数も多いので、回答もかなりばらけていたのでしょうから、どこまでが信用できるかというところですが、これまでそんなアンケートにはひっかかりもしなかった世田谷代田がランクインしたことに驚きです。数年前までは田舎の駅みたいなところだったのに...。
41票/70,634票で、誤差も大きいのではとは思いますが、回答者のなかで評価が高かったのがポイントなのかもしれないですね。
これまでは、古い商店街の名残りが少しあるだけで、昼夜を問わず環七の車の喧騒が際立つ各駅停車しか止まらないマイナーな駅でした。駅前もコンビニはありますが、両脇の下北沢や梅ヶ丘に比べるとなんとも寂しかったのですが。
しかし数年前に駅も近代的な巨大建築となり、下北沢との間に新しい商業施設もでき、駅前の様子もすっかり変わりました。新宿にも近いし、すぐ近くの京王線の新代田駅まで歩けば渋谷もすぐ。それぞれ鈍行でもそんなに時間はかからないので、かえって空いていて楽だったりします。買い物は下北沢でほとんど済みます。
うちも交通の便が良かったので、古いアパートでも長く住めたのだと思います。地形的にも周囲には意外と高低差もあって、ただの住宅地ですが散歩しても楽しかったなぁ。
と、いろいろと懐かしく思い出したのでした。
そういえば、最近読んだ岸本佐知子さんの「死ぬまでに行きたい海」でも「世田谷代田」という章があって、岸本さんが代田を訪れるというエッセイがあり、少し驚いたばかりでした。
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