春の仙台古本遠征。

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イービーンズにて今日は久しぶりに仙台へ。もう最近は仙台には本のために行くといってもいいくらい。今回はまずイービーンズ「古本まつり」を目指します。

今回の古本まつり、なぜか手塚治虫の本があちこちで目立ったのですが、それはさておき、好みの自然科学本がいつもより多くて◎。文一総合出版のハンドブックシリーズがまとまってあって、その中から『昆虫の食草・食樹ハンドブック』をピックアップ。これちょっと欲しかったやつ。呉地正行『雁よ渡れ』(どうぶつ社)は、地元宮城の伊豆沼の水鳥調査で有名な呉地さんの本。どうぶつ社の本で興味のあるテーマの本はみつけたら買うようにしてるのです。庄野潤三『屋上』はまだ読んでいなかったので300円で。


阿武隈書房さんでその後は、阿武隈書房仙台店で薮内正幸・画(実は薮内本もプチコレクション対象。阿武隈さんではよく買ってます。)の『くちばし』(福音館書店)と増井光子『日本の動物』(小学館)を。『くちばし』は同じ値段で「こどものとも」版もあったけれど、同じ値段だったのでハードカバーのこちらに。『日本の動物』は、木村しゅうじさんや田中豊美さんなど、動物絵本も数多く手がけている動物画家さんが図版を描いてます。


あらえみしさんでそのあと仙台フォーラスBOOKSPACE あらえみしさんまで足を伸ばし、石巻が舞台の1つとして登場する徳田秋聲『縮圖』(小山書店)を。内田巌の挿絵がステキ。ここでは、毎月1つの出版社の新刊フェアをするそうで、今月は国書刊行会の本がズラリと並んでいました。この光景は東京でもなかなかみられませんよ。

ということで、あとは新刊書店を何軒かパパパっと偵察(村上春樹の新刊山積み中)し、若干新刊書も購入して(他の用事も足して)帰ってきました。とにかく自然科学本が買えて満足でした。

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このページは、raizoが2023年4月14日に書いたブログ記事です。

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