東京国立博物館に「北斎展」を見に行きました。世界中から集結した北斎が一堂に会するという大規模な展示です。7月に国博に行ったときから楽しみにしていた特別展です。前売り券を買って待っていました。平日でしたので大混雑とまではいかないものの、これが平日かと思われる位の人出(前回のガラガラ振りとは全く違う雰囲気...)です。これは週末や祝日はかなり混みそうなので、時間的に早めの出撃をお勧めします。
500点あまりが展示されていてすごい量なのですが、小さい作品が多いこともあってか、みなさん展示の前でじっくりご覧になっていて、なかなか列も前に進みません。館内は混雑した美術展のような雰囲気でした。有名な富嶽三十六景などの錦絵や、錦絵の下絵、絵手本、挿絵、掛け軸など、多彩な作品に触れることができます。けっこう掛け軸をたくさん書いてるんですね。版画の下絵の絵の細かさには本当に驚かされました。やはりスバラシイですねぇ。本当に絵がうまいです。会期途中で作品の入れ替えもあるそうです。
そして、同時開催のもう1つの特別展は、あまり公開されることの少ない「表慶館」を会場にした「華麗なる伊万里焼・雅の京焼」。このところ陶磁器には興味があるので、こちらも楽しみにしていました。こちらは期待以上にステキな展示でした!やはりいいものを見ないとダメですねぇ。デザインも素敵なものばかりで驚くばかりでした。
あまりの感激に北斎展の図録は買わずにこちらの図録を買ってきました。展示物の解説だけでなくミニ知識も満載でおススメです!
会場の表慶館も素敵な洋館ですので、是非建物もじっくりご覧下さい。(ついでながらトップの写真、北斎のバナーの後ろに立っている大きなユリノキは、なにやら由緒ある木のようです。木の近くに解説板がありましたので、興味のある方は是非こちらもご一読を!)
北斎展もこちらも2005年12月4日まで開催中。どちらかの半券を持っていると片方が100円引きなので、半券は捨てないようにしましょう!
そして勢いでミュージアムショップではこれを購入。う〜ん、見ているだけで小皿にはまりそうです...。
青幻舎 (2005.4)
通常2-3日以内に発送します。
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私は、目録を買わなかったことを家に帰ってからなんだか後悔しちゃいました・・・。あのちっさい人々を手元に置いておきたい!!とゆー欲望が・・・。
本気で展示入れ替えの時にはまた行こうと思っています!
あの「ちっさい人々」...あの細かさは実物を見ないと実感できませんね。
私は本館に行く時間があまりなかったのが残念です。
(3,000円で年パス買おうかと真剣に悩み中。)