今日、もよりの世田谷代田の駅で「ものこと祭り」のポスターを見ました。そうだ、そういえば昨年も気になったけれど、仕事で行けなかったのでした。今年も行けそうにもないけれど、東京でもシャッター通りをなんとかしようというこんな活動があるということでご紹介。
ものこと祭り
世田谷代田 - つくり手がつくるガイドブック - スタイルストア
世田谷代田ものこと祭り 〜「ありがとう。」で、つなごう(Facebook)
世田谷代田は下北沢の隣の駅ですが、環状七号線という幹線道路がすぐ脇を通っていますが、駅の近くにあった小売店は年々減っていく一方で、コンビニだけが残っているようなところです。昔は大きな商店街だったそうですが、私が引っ越してきた頃にはもうその面影はほどんと無くなっていましたが、以前も書きましたが、駅の近くに本屋さんがまだ2店ありました。
1店は普通の町の本やさんでしたが、もう1店は忘れもしない「青蛙書房」(もしくは青蛙書店)。お店そのものは鉄筋のビルで古くさくはないのですが、間口がとても狭く、高齢のおじいちゃんがいつも店番をしている雑誌中心のお店でした。仕事帰りに雑誌を買いに入ると、おじいちゃんがアルマイトのお弁当箱に入ったお弁当食べていたりしました。印象的だったなぁ。
でも駅前のお店でさえも次々と閉店していき、いまやシャッター通り。下北沢のお隣とは思えない寂しさです。東京の住宅地の中にあって、近隣には人もたくさん住んでいるのに、地方の商店街と同じような…状況なのでした。あまりの駅周辺の衰退ぶりのため、小田急線の地下化の話が出たときに、世田谷代田の駅は無くなるらしいという噂も流れていました。
そんな世田谷代田のシャッター商店街を再興する活動が起きるとは思ってもみませんでした。この祭も第2回となれば、これからも続きそうですね。駅も残りましたし交通の便はよいところなのですから、もう少しステキな街になるといいなぁ。
春に行われていた「洋服ポスト」もこの活動の流れだったようです。
「洋服ポスト」に洋服を出してきました。 - now and then
近所の方はもちろんのこと、下北沢から1駅足を伸ばし、世田谷代田のやたら深い地下駅への階段も是非ご覧になりに来てください。
ちなみに、私がしばしばワンちゃん、ネコちゃんを勝手に撮影してはTwitterに流している「鶴賀屋」さんも、この商店街なのであります。
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