今年もシロツメクサが群生する季節となりました。遠くから眺めていてもシロツメクサの香りがしてくるような気がしてくるほどたくさん咲いています。あんなにシロツメクサがあるなら、ここに家畜を放牧してもいいかもなぁ…とぼんやり考えたりしましたが、ご近所からは臭いと苦情がきてしまうかな。
今のところこのあたりは、川岸の護岸工事が進んでいるだけで、工事の槌音もめっきり減り、通り過ぎる車の音以外は、ヒバリがあちこちで天高く鳴く声や、ヨシキリがヨシの枝先鳴く声だけが響いています。
昨年に比べると湿地はだいぶ縮小していましたが、今年もハマエンドウは咲いていました。
昨年わずかに残っていた建物をのぞくと、風景は去年もこんなものかなと思いましたが、昨年の今頃の定点観測の写真をみますと、今年は去年より緑の量がさらに増しています。
石巻市南浜町:一面シロツメクサになっていました。 - now and then
来年あたりは、このあたり一帯にブルドーザーが入り、海を見るための山(盛り土をして人口の山を作るらしい)や、年に1回の式典をするための広場を作ったりする工事が始まるのかと思うと複雑な思いです。ここに国立競技場の聖火台(のお古)誘致の話もあるらしいですが、それは勘弁してほしいなぁ。ここ一帯に盛り土をするために、山の1つや2つぐらい軽く無くなるでしょうし。
ほんとうは、もう今のままでもよいのではないかと思うこともあります。人が住めないところと決めたのですし、もう過剰に税金を投入しなくてもいいのでは…
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