このブログを始めたばかりの頃にこんなことを書いてますね。すでにここから13年経ってる…。
とにかくですね、園芸家としては西洋・東洋を問わず、どこの国でも気持ちは同じなのだ…ということに嬉しくなる本です。園芸家の習性を、見事に突いている名著であります。内容はかなりマニアックではあるのですが、それを感じさせないユーモアあふれた文章になっています。
タイトル通り、「1月の園芸家」、「2月の園芸家」…と12ヶ月分続くのですが、「12月の園芸家」まで読んで終わりのはずが、また1月に戻って読みたくなるのです。そういえば1月はどうだったかな…という具合です。それは園芸家の日常と同じで、とにかく季節のサイクルがぐるぐる回っていく訳です。
ベランダーの祖、いとうせいこう氏のこちらの本も、出たばかりの頃に読んだのですが、これまた再読したくなりました。
ちなみに、NHK BSのドラマ、「植物男子ベランダー」も、もちろん欠かさず見てました。なかなか園芸家には慣れませんが、ベランダーは私の憧れです。
コメントする