2018年:私の3冊。

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今年も毎年恒例、私の3冊を選んでみました。

内容がショッキングという意味ではないけれど、私にとっては衝撃でした。何年ぶりかで素直に「良かった!」と思えた1冊でした。このあと周囲の皆さんにも強力にオススメしています。

松家仁之「光の犬」:特に中高年に響くものが… - now and then

子どもの頃、大好きだ児童文学作家のリンドグレーン。そのリンドグレーンが作家になる前の第2次世界大戦中に書いた日記。とにかくウィットに富んだ文章で、日記だけれど読みごたえがありましたし、今まであまり気に留めたことのなかった当時のヨーロッパの戦況を知ることができました。

リンドグレーン「リンドグレーンの戦争日記 1939-1945」 - now and then

梯さんの本はどれも力作で、いつも感激させられるのですが、新書サイズとはいえこの本も良い本でした。この本のタイトルを見て、初めて「原民喜」を知ったくらいの私でも、これまた感激して読み終えました。今年のベスト新書だと思うなぁ。

梯久美子「原民喜 死と愛と孤独の肖像」〜岩波新書の大ヒットだと思います。 - now and then

今年は先日読み終わったばかりのこちらが番外編ということで。

鶴見さんの本、今更ではありますが、来年はもっと読もうと思っています。

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このページは、raizoが2018年12月28日に書いたブログ記事です。

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