昨日の宮城県ローカルニュースは、石巻の話題満載でした。
石巻市長が大川小学校の遺族への謝罪と現場訪問のニュース。
津波で児童犠牲の大川小 市長が遺族に謝罪 宮城 石巻 | NHKニュース
裁判で最高裁まで行って負けないと謝罪もできないのか…とみんな思っていたのでは?誰が悪いのか以前に、市が誠意を持って対応すればこれほどこじれなかったのではないかと思います。
震災後に閉校になった母校門脇小学校。震災遺構として残す残さないでもめた末、折衷案として校舎の両側をカットし、見学用に観察棟なるものを建設することになり、最後までカットに反対した地元の意見を押し切って解体工事が始まりました。
「震災遺構」の小学校 保存に向け一部解体始まる 宮城 石巻 | NHKニュース
この工事のことは今まで何度か書いてます。
個人的には、建物として危険でもあるので、校舎は壊した上でこぢんまり追悼施設を作ればという考えでしたが、こんな変な残し方になるとは思いも寄りませんでした。観察棟の建設…って結局箱もの?石巻市の言う、地元の意見をもとに決定・計画した…ということになってますが、どこを指して地元なのか不明であります。
そして、私が引っ越してきてまもなく閉店してしまった、駅前の市役所1階のスーパーですが、このたびやっとイオン系のスーパー進出で合意したとの発表もありました。
石巻市役所にイオン系スーパー 来年春にオープンへ にぎわい取り戻す拠点に〈宮城〉 - FNN.jpプライムオンライン
これで近所の復興住宅などの高齢者の皆さんも、やっと買い物が少し楽になります。空白が長かったなぁ。
イオン系の小さなスーパーは、市内の大街道のほうでも近々オープンするそうで、地方でも小規模店舗を増やしているようです。市役所店舗はイートインのスペースが80〜100席だそうで、売り場面積はかなり小さくなるということですね。私含め地元のみなさんが求めているのは、特に食料雑貨やデイリー雑貨系なのですが、トップバリュー製品でニーズがカバーできるか心配ではありますが。
このスーパー問題もですね、入札も不調、誘致もなかなかできなかったのは市役所の問題だとのもっぱらの噂でした。決まりかけていたのに、そのタイミングで市が賃料値上げしたらしい…という話も。ここでも市役所です。
悪いのは石巻市だけではない(県も国もひどいです)ですが、それにしても残念ながらいろいろダメダメなのが改善される様子はあまりないです。優秀な人材は、どんどん都会に出ていって戻ってこないですからね。仕方ないですが。それにしてももう少しなんとかならないものでしょうかねぇ。
しかし、良い悪いは別として、もろもろ一歩先に進んだということをよしとせねばです。
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