東大の教育用計算機システムはiMac1176台(訂正)

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東大の教育用計算機システム。3年ごとの更新とのことで、平成20年度からの新しいシステムは、今回も3年前に引き続いてNECが落札し、20インチのiMacが大量に導入されるようです。

www.ecc.u-tokyo.ac.jp [広報] 次期教育用計算機システム(ECCS2008)について

広報発表の詳細を読んでのチェックポイントは...

>Mac OS X(おそらく導入時期には 10.5に)、NetBootによりブートサーバ(Xserve, 端末30数台につき1サーバ)からOSイメージをロード
(中略)
MS-Office(導入時にはおそらくOffice 2008 for Mac)
「おそらく導入時期には...」という表現が面白いですね。でもOfficeは新学期に間に合うのでしょうか?これは微妙かも。
仮想化ソフトウェア(Paralells Desktop for Mac)により,Windows Vistaが利用可能
ほほぅ、Paralells DesktopでVistaですね。Vistaとなると、古いWin系のアプリケーションで使えないものが出てくるあたりは問題ないのでしょうか。
Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac(JIS配列,カーソルキーあり)
PFUさんも3年前に引き続き、キーボード大量調達で喜んでいるでしょうね。

他にも、利用が少ないのに使用料が高かったWebDAVサーバーは廃止...とか、Solarisサーバは利用が少ないので廃止(X serve3台で間に合うということですね)という部分も興味深いです。

Mac環境でのMS-Officeの互換性が向上したため,標準端末のWindows環境にはMS-Officeはインストールしない
やっぱり...。ExcelのMac版とWin版の互換性の低さは致命的です。東大はMac版が標準になってうらやましいです。世間はそうはいかない...

NECさん、今回も天下の東大に自社の大型コンピュータを使ってもらい、端末は他社製品でも、ネットワーク機器と工事でなんとか自社をアピール...ということでしょうか。引き続きiMac採用ということで、東大側がこの3年間、満足して使ってくれたということでしょう。Macユーザーとしてはちょっとうれしいニュースでした。

3年前の入札時の過去記事
now and then: 東大でMac導入
now and then: 東大のMac導入 その2

<追記>読者の方のご指摘により、CAD用マシンはWindowsマシンだそうですので、タイトルを訂正いたしました。

コメント(2)

ツꀀiMac は 1,176 台ですよ。CAD 用端末 186 台は iMac ではなく、NEC 製端末です。
http://www.express.nec.co.jp/workstation/products/50/51le/index.html

>E-WAさん

ご指摘ありがとうございます!
さっそく訂正させていただきますっ!

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このページは、raizoが2007年10月 4日に書いたブログ記事です。

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