つづいてはいつもの南浜町の今。直前に雨が多かったこともあったのか、思ったよりたくさんの水たまりが残っていました。
今年は昨年に比べると、手前に見える茶色いフサフサしたチガヤ(?)が目立ちました。群生しているところもアリ。来年も放置されればさらに増えるかもしれません。
門脇の三角地帯は、水は残っていますが、かなりの面積をヨシや大小のガマ、カヤツリグサ系の植物などに覆われていて、水面はほとんど見えないぐらいになっています。門脇村だった頃は、まさにこんな風景だったのではないかと思わせます。
南浜町方面に行ってみると、水辺にはギンヤンマ、アキアカネ、ノシメトンボ、シオカラトンボが目立ちましたが…(↓ノシメトンボ)
昨年みつけたマダラヤンマにも再開できました!
最初は飛んでいるところを2度ほど見かけたのですが、サーッと飛び去ってしまうので、撮影ができませんでした。今回は撮るのは難しいかなと思っていたら、看護師宿舎跡近くの水たまりで、すぐ目の前のヨシに止まっているところを発見!ドキドキしながら慌てて撮影しました。85mmのマクロレンズを付けていましたので、少しでも大きく取ろうとジリジリと寄っているうちに、飛んでいってしまいました。
ただの水たまりだと思っていても、水面をよーくみているとイトトンボもいます。こちらはアオモンイトトンボ…かな。
産卵中のギンヤンマも。これもかなり近づけたのでうまく撮れました!
ヨシが生えた水たまりには、数カ所でメダカ発見。小さいです。よーく見るといます。昨年より生息する箇所が増えています。
こうして年々、水たまりがひっそりとビオトープ化しております。来年・再来年は、整地が始まってしまうかもしれませんし、放置されている限りは様子を見に行こうかと思っております。
自然を活かした公園にというグループも現れたようですが、市と国の動きを見ますと、不自然な植栽の海浜公園ができてしまうような予感もしています。何mになるのか知りませんが、とにかく高い堤防と5mの盛土道路に挟まれますから、そうなるとこの町全体にものすごい量の盛り土をするのでしょうね。
そしてカメラ…ですが、今年導入した300mmのレンズは、大きく寄れるのは良いのですが、やはり写りが今ひとつ。85mmのマクロレンズのほうが断然いいですね。ただ、かなり寄らないとうまく撮れないのが難点。
今年もマダラヤンマが撮れて良かったと思っていたら、いつも拝見しているこちらのブログにもマダラヤンマが登場!しかも飛んでます。マダラヤンマ、とてもかっこいいです。場所は書かれていませんが、これは絶対に南浜町だと勝手に思っています。(追記:本日の日経の記事から推測すると、南浜町ではなさそうです…)
昨年の様子。昨年より今年は確実にグリーンのボリュームが増えていました。
石巻市南浜町:この夏の小雨を経てなお湿地が残っています。 - now and then
昨年のマダラヤンマのこと…
石巻市南浜町:青いヤンマがいました。 - now and then
南浜町で見たのはマダラヤンマだったかもしれない。 - now and then
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