2019年、今年の3冊。

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毎年恒例今年の私の3冊はこちら。

一番印象に残った本ですねぇ。読んで良かった。今年のオススメ本になりました。
スーザン・サザード「ナガサキ」:帯文通りのこの上ない歴史書。 - now and then 日常的に古本に触れる機会が少なくなっていたこともあって、この本は隅から隅まで楽しく読めました。いいなぁ…古本。
夏葉社:山本善行・清水裕也「漱石全集を買った日」紙上古本ブックトーク! - now and then ブログでは感想を書かなかったけれど、いろんな意味で最も印象に残ったのが吉増剛造さんでした。詩にはほとんど縁がなかったし、現代詩なんてますます縁遠かったのですが、リボーン・アート・フェスティバルの縁で吉増さんが鮎川に長期滞在することになり、予習しようと読んだもの。

正直言って内容は難解でもあったのですが、造本含めて衝撃でした。吉増さんご本人も可愛い方で、詩人の言葉の選び方は違うなと感心させられました。身近でもプチ吉増ブームに。Product REDのiPhone(7か8だったような)をお使いだったのもステキ。本とは少し違う話ですね。鮎川で完成した「キンカザン」の草稿が書籍化されるのを心待ちにしています。

番外編はこちら。

あやとり、何十年経ってもやっぱり好きだったことを再認識。子供の頃も、エスキモーのあやとりは面白いなと思っていたので、シリーズの中ではやはりこれかな。
野口とも「極北圏のあやとり」:45年ぶりに。 - now and then

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このページは、raizoが2019年12月29日に書いたブログ記事です。

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