一澤帆布工業と信三郎帆布

私も京都に行くたびに立ち寄っていた「一澤帆布」。昨年勃発したお家騒動がマスコミでも何度か報道されていましたが、とうとう前社長の信三郎氏と一澤帆布加工所(工房)が、「信三郎帆布」と「信三郎かばん」のブランドを立ち上げ、4月6日から、「一澤帆布工業」の通りを挟んで向かい側に「一澤信三郎帆布」というお店をオープンするそうです。

新ブランド:「一澤信三郎帆布」がカバン発売へ−企業:MSN毎日インタラクティブ
asahi.com: 解任された一澤帆布前社長、新ブランド設立表明 - ビジネス

一澤帆布工業 - Wikipedia

お家騒動って本当にあるんですね。この結果もある程度予想はしていましたがなんだかすごいことになってきました。本家(?)一澤帆布工業はお店を再会できるのでしょうか。いわゆるブランドバッグとはちょっと違いますから、一消費者としてはブランドではなくカバンそのものに魅力を感じて買っていました。とすると、今まで通りの製品が出せるなら「信三郎帆布」を買いたいところですが、意匠の問題もありそうなので、昔からの定番を作るのは難しいかもしれないですね。今までの京都の老舗らしい「無愛想」な接客が、少し良くなるといいですけど。

個人的には、いつかまた2つに分かれた会社が合併して元に戻ってくれることを祈っております。今もっている数々の一澤バッグ...大事に使わなくては!

お家騒動の詳細
若者に人気の「一澤帆布」でお家騒動、相続めぐり骨肉の争い。 Narinari.com

一澤帆布工業ではなく一澤帆布加工所として別会社に変わっていた公式サイト
一澤帆布加工所

過去の一澤帆布のバッグ紹介エントリー
now and then: 京都(1)一澤帆布のバッグ
now and then: 一澤帆布の別注?大原美術館オリジナルトート
now and then: 一澤帆布のトートをいただきました
now and then: いただきものの一澤帆布のバッグ...その2

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もともとは一澤帆布という京都の老舗のカバンメーカだったのですが、お家騒動があり。一澤帆布と信三郎帆布に分かれてしまいました。今は一澤帆布は休業していて、斜... 続きを読む

コメント(2)

あわわわ、こんなことになっていたなんて・・・。
raizo様から人間ドックの時にお聞きするまで知りませんでした・・・。
一澤帆布、まだ1回しかお店に行ったことがないのになぁ・・・。

全国的に有名になって売れ過ぎちゃったからでしょうかねぇ。残念なことですけど。

今年誕生した同志社大学の附属小学校のランドセルも一澤帆布製と聞いていたのですが...あれ、どうなっちゃったんでしょう?

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このページは、raizoが2006年3月23日に書いたブログ記事です。

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