永幡嘉之「大津波のあとの生きものたち」

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東日本大震災の津波のあと、多くの堤防や人工物が流された結果、海岸には本来の自然が戻ってきていました。絵本の形がとられていますが、被災した海岸を歩き続けた著者の貴重な写真記録だと思います。

もう3年前になりますが、当時こちらの新書を読み、著者の永幡さんの視点に大いに共感いたしまして、その年読んだ本のベスト3の中の1冊にもさせていただいています。

永幡嘉之「巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災 」 - now and then

今回の写真絵本は、その続編とも言えそうです。

私も実家近くの様子をいつも気にして見に行っていましたので、安全な暮らしのためには仕方がないという声ばかりが大きかったけれど、津波をくぐりぬけて生き残った生きもの達とその環境を、未来に残す知恵はなかったのかという著者の訴えに、胸を打たれた思いでした。

まだ遅くない、まだ間に合う所もあるのでしょうか。そして東北の海岸線はこれまでよりもずっと高い堤防で延々と囲われてしまうのでしょうか…。

石巻のアルバム2012年7月:南浜町にメダカの学校誕生! - now and then
石巻市南浜町:青いヤンマがいました。 - now and then
雲雀野海岸のハマエンドウ - now and then

今でも、2012年の秋の南浜町トンボ達のこと、よく思い出しています。

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このページは、raizoが2015年2月12日に書いたブログ記事です。

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