2022年4月アーカイブ

万感のおもい夏葉社さんの新刊、万城目学さんのエッセイ「万感のおもい」を読み終えました。

今回はなにより目を引くのが装幀です。横長の判型に角丸のハードカバー(昔のサイン帳みたいだと思いました。若い人はそんなの知らないか…)、なおかつカラフル!男性作家さんの本ながら、らしからぬ可愛いさです!

Embed from Getty Images (デビュー当時の3人)

The Three DegreesはPhiladelphia International Records(以下PIR)時代以前はどんなグループだったのか。

グループ結成は1963年。最初はフェイエット(15歳!)が高校の友達2人と結成し、元ドゥー・ワップ・グループのシンガーでプロデューサー&ソング・ライター、そして最後はマネージャーまでやっていたリチャード・バレット(Richard Barrett)に見いだされ、Swam Recordsから1965年にレコードデビュー。その後何度かメンバーが入れ替わって全盛期の3人になる。

グループの歴史についてはは再掲だが…
フィリー・ソウルの神髄 ー スリー・ディグリーズ
The Three Degrees - Wikipedia
The Three Degrees Biography, Songs, & Albums | AllMusic

この勢いはおそらくゴールデンウィークごろに冷めて来る予感もあるが、その前に探求結果を記録するつもりなのでしつこいが我慢していただきたい。

今回はケニー・ギャンブル&レオン・ハフ(Gamble&Huff/以下G&H)が設立したレーベル、PIR(Philadelphia International Records)時代のアルバムについて深堀する。ちなみに昨年PIRは設立50周年で、記念盤も発売されていた。

フィラデルフィア・インターナショナル・レコード - Wikipedia

増補改訂版が出ることは、著者の須黒さんのTwitterで知ったのですが、すっかり忘れていて、仙台の丸善ジュンク堂でみつけて購入。わーい。

少し値上げになりましたが、そのかわりビニールカバーが付きました〜。外に持ち出しやすくなりますな。

好きなジャンル(?)の図鑑は、やはり改訂版がでると入手せずにはおれません。常に新しいものを使いたい。時々眺めるだけなんですけどね。ほんとを言うと小説を読むより図鑑を眺めていたほうが楽しいです。

まずはディグリーズ全盛期のメンバー3人の名前と顔を一致させて覚えるところから始まった。創立当初からのメンバーFayett Pinkney(1948・フィラデルフィア生まれ。以下フェイエット)、1966に加入したSheila Farguson(1947・フィラデルフィア生まれ。以下シェイラ)、1967年に加入したValerie Holiday(1947・ニューアーク生まれ。以下ヴァレリー)の3人である。情けないかなカタカナ名が苦手な私は、たった3人でも覚えるまでに2日かかった。


まずは日本語のWeb情報をサーチ。wiki日本語版以外で最初に読んだのはこのあたり。どれも全盛当時の日本での人気がうかがえる。時期としては1974〜75年、彼女達の年齢は27〜28歳くらいである。

引き続き「The Three Degrees」(以下、ディグリーズ)である。

日頃フィリーサウンドを好んで聴いていると自負しながら、ディグリーズはこれまで全くノーマーク。シュープリームス的なガールグループ?としてしかとらえておらず、フィリーサウンドとして最も有名な『ソウル・トレインのテーマ』も、歌はディグリーズだったことも今回始めて認識したほどで、昨年LPレコードを聴くまでは、実は邦題『天使のささやき』、原題『When Will I See You Again』1曲しか馴染みが無かったほどだった。

最初の予兆は、昨年の近所ライブハウス、ラ・ストラーダさんで開催された中古レコード市での出会いでした。

「ラ・ストラーダのヴォリュームワン・バージョン」で中古レコード。 - now and then
The Three DegreesのLPは日本盤で、ジャケットはかなりスレがあったけれど、中のレコード盤はキレイで当たり。ギャンブル&ハフがプロデュースのフィリー・ソウルが買えてウレシイ。

買ったインシュロックさてスピーカーの続きです。ストッパーを入れてみたものの、倒れるときは倒れそうなので、最低限前に倒れないようにテグスで突っ張ることにしました。家の中で最も重量のあるのは、冷蔵庫ではなくこのステレオラック。20kgほどあるアンプなどが載っていて地震でもびくともしません。(ちなみに冷蔵庫は動きました)

ラックの脚に長いインシュロックを巻つけて、目立たないようにテグスでスピーカースタンドとつなげて突っ張らせてみることにしました。

砂を入れて重量感の増したスピーカー&スタンド。しかし、スピーカースタンドの底についている4つの足は、音を良くするために鉄球のような丸い足(とがった足と好きなほうを付けるようになっていましたが、とがったほうは床に穴が開きそうなのでやめた)ですから、安定感が無く、そのためにすぐに倒れていました。

スピーカースタンドの底と床の間に、倒れて欲しくない方向(スピーカーのコーンが傷つくのが最も怖いので特に前です)にドアのストッパーのようなものをはさめておけば良いのではないか?と思い立ち、100均でいろいろ買って試してみました。

B&Wのスピーカーとにかく震度5度以上で必ず倒れてしまうのが、このスピーカー&スタンドです。引っ越しの時にスタンドを買って立てたのですが、それが仇に。一度は前に倒れてツイーターが凹んで、私も凹みましたが無理やり直して現在に至っています。スピーカーそのものも3度倒れた結果、だいぶ傷だらけなってます。

地震で凹んだツイーターを自力で直す。 - now and then

このスピーカーも今年で10年…ですが、もう少し頑張って使いたいところ。

スピーカー&アンプ:CM5とPMA-2000SEのセッティング開始。 - now and then

ということで、とにかくたびたび倒れてそのたびに肝を冷やすので、さすがに対策を講じることにしました。

すべり止めで買ったもの耐震強化作戦、まずは簡単なすべり止めシートから。これは家人からのリクエストだったのですが、今回は棚から小物が落下してだいぶ壊れたのです。

ホームセンターで、あまり目立たなそうなシートを2種類買ってきました。1つは少し高くて、すべり止めとうたっているもの。もう1つはいわゆる食器棚シートでちょっと透明のもの。

先日の震度6弱の福島県沖の地震で、だいぶ家の中のものが落ちてきたり倒れたりずれたりしました。当然ですが、昨年の震度5強よりも片付けが大変でした。昨年からの震度5強以上の地震3回(!)の体験を踏まえ、何が倒れたり落ちてくるのかはおおよそ把握出来ましたので、次に備えて耐震対策を強化することにしました。

3〜4年前に買ったきり、積ん読のままだったのですが、なにかささっと読みたいなぁと手にしました。松本隆が歌謡曲の作詞を始めた頃のエッセイです。元本は1975年発行。

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