Booksのブログ記事 32 / 115
    
    




 


昨年、かつての少女漫画世代がフィーバーした、萩尾望都先生の「ポーの一族」の新作。いよいよ今月末に「月刊flowers」で続きがやっと読めるようです。しかも、連載も開始(毎月ということですよね)されるようですよ!

小学館コミック「月刊flowers」公式サイト
月刊『flowers』2017年3月号に「ポーの一族」の続編が掲載されます。 - ニュース:萩尾望都作品目録




年末にこのコーンウェルの「検視官」シリーズを買って読むのが、ここ数年の恒例行事となっております。もちろん最初からずっと読み続けているのですが、今回で23作目であります。

しかし、さすがにそろそろ打ち止めかと思わされました。(以下ネタバレあり)





つい買ってしまった。サザエさん生誕70年ですか…。本屋さんでたまたま見かけ、お正月らしい表紙につられてつい買ってしまいました。





さて、今年も押し詰まってきましたので、今年読んだ本の中から私の印象に残った3冊を選んでみました。まずはベスト1から。

なんといっても、貝塚先生のこの1冊。ブラタモリ人気の影響もありますが、これまで自然科学の分野の中でも全く興味のなかった「地理」が、面白いなと思うきっかけにもなりました。東京の地形の由来がよくわかって、読後はちょいと博識になったような気持ちになりました。

姉妹編のこちら「富士山の自然史」は、富士山の本というよりは関東の話ですので、続編としてお楽しみいただけます。

貝塚爽平「富士山の自然史」関東ローム層はスゴイ。 - now and then




19世紀末ドイツの科学者、エルンスト・ヘッケルという人物とその思想(科学者ですけと「思想」だと思いました)、そしてそれが当時のヨーロッパの時代や政治に与えた影響を考察した本です。

今年はじめの「みすず」の読者アンケート号で知り、その後まもなく買ったのですが、年末にしてやっと読み終えました。




Twitterで知って注文していたもの。現状のApple Payについてあらゆる角度から解説されております。ビジネス書を読むのは久しぶりでした。




月刊佐藤純子
ちくま文庫の月刊佐藤純子、文庫になると聞いて、楽しみに待っておりました。

仙台文庫版を久しぶりに引っ張り出してみましたら、少しだけ日の差す棚に並べていたので、ちょっと黄ばんでしまっていました。今はなきジュンク堂仙台ロフト店で買ったので、おまけの「月刊佐藤純子」も付いていたんだっけ…




この時期は必ず買う「本の雑誌」。今年のベスト10企画があるからなのだ。そして今回は夏葉社の島田さんの文「本屋さんしか行きたいところがない」もある。

特にミステリーファンではないのだけれど、この時期のランキング本で上位に入っているミステリー作品を1冊読むことにしているのだが、今年の「このミス」1位の本(熊と踊れのこと)にピンと来なかったので、ここから何か選ぶつもり。




今日は、新宿に行った折、紀伊国屋書店にでも寄ってみるか…とつい立ち寄ってしまいました。

映画本のコーナーでは、こちらのマイナーな本が平積みに!敬愛するいしいひさいち先生の漫画も読める、岡山映画(?)本です。この本については、いしいひさいち公式ウェブサイトからの情報で知っていたのですが、ここで出会うとは…と思わず購入。第1巻もあって、一緒に買うか悩んだのですが、とりあえずこれが面白かったら買うことにしました。(いや、確実に面白そうではあるのです)





今朝、新聞記事で知り、神保町では一番好きな新刊書店さんでしたので、非常にショックです。

岩波ブックセンターの運営会社破産 「専門書の専門店」:朝日新聞デジタル


 




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