さて、夏葉社さんの新刊2冊目、曾根博義『私の文学渉猟』を読み終えました。
曾根さんは、近代文学者として伊藤整を中心に研究されていた方です。本の厚みはこれまでの夏葉社本の中で最大392ページ…かと思いきや、一番は伊藤整の『近代日本の文学史』433ページでした。ふむ。
何度も申していますが、本好きだと言いながら、文学には疎くて恥ずかしいくらいですので、今回は少し構えて読み始めました。
さて、夏葉社さんの新刊2冊目、曾根博義『私の文学渉猟』を読み終えました。
曾根さんは、近代文学者として伊藤整を中心に研究されていた方です。本の厚みはこれまでの夏葉社本の中で最大392ページ…かと思いきや、一番は伊藤整の『近代日本の文学史』433ページでした。ふむ。
何度も申していますが、本好きだと言いながら、文学には疎くて恥ずかしいくらいですので、今回は少し構えて読み始めました。
毎度おなじみ夏葉社さんから、一度に2冊新刊が出版されました。そのうちの1冊が、早田リツ子『第一藝文社をさがして』です。
発売前から、装幀がかなり凝っていると聞いていましたが、実物は、本体が森田たまを連想させるような柄の布貼りで、半透明のグラシン紙がカバーになっているという造り。私はそのカバーを汚してしまいそうなので、いつもと違ってカバーを外して読みました。
今年の1月21日頃刊行されるという大友克洋全集。だいぶ悩みましたが、地元の本屋さんに第一回配本と第二回配本の4冊を予約しました。
さあ今年も押し詰まって来ましたので、今年の3冊を選ばなくては…と1年を振り返ってみたのですが、読み物で格別に良かった〜という本がなかなか選べません。今年の目標、シャーロック・ホームズを全部読む…というのはなんとか年末までに遂行できました。なんやかんや数十年ぶりで読みましたが、一番最初の「緋色の研究」が良かったかな。
仙台にもあまり行かなかったので、本屋さんをぶらぶらして面白そうな本を買う…という行為がなかなかできなかったことも一因です。石巻ではなかなかねぇ。買うほうはどうしてもネット中心になってしまいました。
そんな中で選んだ3冊は、今年もまたムシ度が高くなりました。小説無しですねぇ。
吉増剛造さんのことは、2年前のリボーン・アート・フェスティバルの時に初めて知りました。詩に関しては全く素人でしたので。最近まで、そもそも詩というものに興味が無かったのです。なんとなくかっこつけてる感じがして。
ここ1〜2年は、コロナ禍にも関わらず、吉増さんがたびたび石巻に現れようになり、近所で時々お見かけしたり、ちょっとお話しする機会もあったりして、がぜん興味がわいてきました。ちなみに、近所でお見かけしますと、どこかただものではないオーラがあり、軽自動車を運転している姿も、他の高齢ドライバーとはどこか違う。凄いです。
日本の古本屋の連載の中で、楽しんで読んでいたのが南陀楼綾繁さんの「古本マニア採集帖」で、それがこのたび一冊にまとまって出版されました!
普段はあまりみない本屋さんの雑誌の棚で、このダイコクコガネ系の写真が目に入り、「珍奇」という言葉に多少疑問を感じつつも購入。ブルータスの昆虫特集って、やっぱりビジュアルから入るのね。「世界で一番、アートな生きもの。」ですってよ。
この2日間悩まされていた低気圧頭痛も治まり、所用のある家人と一緒にJRで仙台へ。今回の目的地は11/26にオープンしたばかりの古本屋さん、阿武隈書房仙台店なのである。
秋田県の観光案内での「人形道祖神」の紹介はこちら→秋田人形道祖神(民俗学)
そしてこの本の出版のきっかけとなったのがこちらのサイトのプロジェクトです→秋田人形道祖神(ANP:秋田人形道祖神プロジェクト)