Booksのブログ記事 5 / 115
    
    




 


シアターキネマティカ

第11回石巻一箱古本市、昨日10月15日(土)に晴天のもと無事終了いたしました。

朝、いつになく重たい愛用のカート引きながら、8時半に石巻まちの本棚へ。スタッフとして準備作業→応援の助っ人さんたちとのミーティング・説明→場所を旧観慶丸商店に移して出店者さんの受付(自分も)→まだ来ない出店者さんのことを他のスタッフに託して本棚へ→預けたカートで出店場所のシアターキネマティカへ移動...ここ数年毎度の慌ただしいスタートです。

今年の出店場所、石巻まちなかの新スポットでもあるシアターキネマティカは、今回のエリアの中ではぽつんと離れた所にあります。建物脇のオスジェメオスの壁画前での出店です。(壁画バックの写真は撮り損ねました。写真を撮る余裕があまり無かった...)





石巻一箱古本市2022の箱

明日10月15日(土)は、毎年恒例「石巻一箱古本市」に店主として参加します。やっと出品本の準備もできました。写真の他に絵本がごっそりあります。昨年絵本が売れたので調子に乗りましたが、果たして今年は売れるだろうか…。絵本、売れ残ると重いんですよねぇ。

出店は、新スポット「シアターキネマティカ」でございます。元日活パールのお隣です。

石巻一箱古本市2022 一箱店主紹介 | 石巻 まちの本棚
第11回 石巻一箱古本市 イベント詳細 | 石巻 まちの本棚





さて、いよいよ来週10月14日(土)は、第11回石巻一箱古本市が開催されます。

第11回 石巻一箱古本市 イベント詳細 | 石巻 まちの本棚

今年の出店場所は、まちなかの新しいスポット「シアターキネマティカ」です。古本市の中心部から少し離れていますが、歩いてみるとそんなに遠くないはず。ぜひ足を伸ばして下さい〜。

今年は、いつものおすすめ読了本(本の本など)、串田孫一の本(昔集めた本を放出)、宮城県関連の本、自然科学色強めの絵本などを中心に持って行きます。

とにかく当日は晴れますように!





古本市で買った3冊。

先日仙台に行ったおり、立ち寄ったのがこちらの古本市。

第2回 サンモール古本市 in 金港堂 / 古本まつりに行こう / 日本の古本屋

金港堂は石巻にも支店がある仙台の老舗本屋さん。その新刊書店の2階で古本を販売するということで、昨年話題になりました。去年行けなかったのでやっと行けました〜。

フロアをぐるりと巡って3冊。




しばらく積ん読の山に入っていたものを読了。私の好きなジャンル(?)の1つ。暗号モノです。第2次世界大戦のアメリカの暗号解読の影に、たくさんの女性達が参加していたというドキュメンタリー。



舞台がフィラデルフィア、そして黒人社会というところに興味があって読みました。

副題の通り、フィラデルフィアという都市に生きる黒人青年たちの社会を、ユダヤ系の白人女性である著者が、フィラデルフィアの黒人居住区に6年間暮らし、そこで黒人達とつきあい、その中で自ら体験したことをレポートしたルポルタージュ的な、そして実は社会学の論文がもとになった本です。社会学ですから「フィルドワーク」ですね。





定本 本屋図鑑夏葉社さんから、過去に出版された『本屋図鑑』(2013)と『本屋会議』(2014)
を合体させ、なおかつ加筆した『定本 本屋図鑑』が刊行されました。

なにしろ2冊が合体したので、図鑑らしいどっしり感があります。表紙は私も大好き、紀伊国屋書店本店であります。そういえばここ、前川國男設計でお東京都選定歴史的建造物にも指定されていて、どっしりした建物でもありますね。





雲ができるまで信陽堂さんからの永井宏さんの著書復刊第2弾「雲ができるまで」を読みました。「愉快のしるし」と対になる素敵な装幀です。

永井さんが実際に葉山で運営していた、サンライト・ギャラリーを巡る人々をモチーフにした短編集です。エッセイのような小説のような、でもきっとこういう人たちがまわりにいたんだろうなという、いろんな人のそれぞれの小さなストーリーが印象的でした。





スポック本。昨日は仙台で、所用を挟んで古本市→古本屋→新刊書店をパパパっと回ってきましたが、最初にレコードを買ったため、会場お隣の古本市はサーっと流して1冊買っただけ。

その後、別件で三越方面に行ったので、地下のヤマト屋書店へ。いつもはあまりのぞかない芸能の棚にミスター・スポック(レナード・ニモイ)の顔が!『自叙伝 ミスター・スポック』…自叙伝?!てっきりニモイ氏の自叙伝かなと思い、中身も確かめずガバっとつかんでお会計しましたが、あとから本を開いたら、ミスター・スポックそのものの自叙伝(フィクションですね)だったのでした。(ニモイ氏の自叙伝と並べて撮影してみました。)




夏葉社の島田さんの本が、8年ぶりで「ちくま文庫」になりました!
晶文社の単行本のミロコマチコさんの表紙とはまた全然ちがった雰囲気の、島田さんご本人がイラストで登場。いまどきのお若い方たちにもアピールできる素敵なビジュアルですね。

以前の単行本の内容に加え、「文芸部の同級生」と「四十五歳のぼく」の2編が書き下ろしで追加されています。島田さんが出版社を始めるまで、そして始めてから、そこに青春時代のエピソードが入り交じった内容です。


 




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