毎年楽しみにしている「月刊みすず」の読書アンケート特集。しかし「月刊みすず」は今年の8月で廃刊とのこと。読書アンケートの特集は今後も何らかの形で残す…とのことですが、「月刊みすず」としての特集はこれが最後です。
さっそく、さささっと下読み。読んだ本、気になる本を付箋をつけながらチェックしました。これが毎回楽しい。
毎年楽しみにしている「月刊みすず」の読書アンケート特集。しかし「月刊みすず」は今年の8月で廃刊とのこと。読書アンケートの特集は今後も何らかの形で残す…とのことですが、「月刊みすず」としての特集はこれが最後です。
さっそく、さささっと下読み。読んだ本、気になる本を付箋をつけながらチェックしました。これが毎回楽しい。
今年の読書を振り返ると、やっぱり小説は薄めでした。持っている串田孫一の本を全部読む…という目標は達成。(読後は秋の石巻一箱古本市でほとんどまとめ買いしてもらいました。)
私の今年の3冊、選んでみました。どれも「面白い!」と思ったものばかりです。
今年もムシですみません。でも何と言ってもこれが一番面白かった。
先日の『本屋で待つ』と同時に夏葉社さんから刊行されていたのがこちら、高村志保『絵本のなかへ帰る 完全版』です。昨年、夏葉社代表島田さんの個人レーベル「岬書店」から刊行された本に、3冊分のエピソードが加わり、装幀も絵本作家のきくちちきさんが手がけています。(写真右が今回の完全版です)
夏葉社さんの本が一度に2冊刊行されました。そのうちの1冊が『本屋で待つ』。広島県の山あい、岡山県との県境に近いあたりにある庄原市東城というところで本屋さんをやっている佐藤さんのお話です。
表紙のイラスト、実際のお店の様子が描かれていますが、子どもたちの絵もとってもかわいいですねぇ。広島カープの野球帽がナイス!絵は漫画家の、ひうち棚さん。文中にも巻末でもイラストが登場します。
(以下ネタバレあり)
実は何を隠そう『大友克洋全集』を地元本屋さんに頼んで定期購読中である。お値段もそれなりなので、毎号買うことにかなり迷いがあったし、置く場所無いよ…というのが一番のネックだったけれど、思い切って注文。もちろん全巻購入プレゼントを狙っている。
第一回配本の時はこんなことを言っていた…
大友克洋全集「童夢」と「Animation AKIRA Storyboards 1 」 - now and then
マガジンハウス、売れるとわかるとどんどん来ますね。2018年に出てメルカリでも高値がついたりしていたこちらの号。
BRUTUS 2018年2月15日号「山下達郎のBrutus Songbook 最高の音楽との出会い方」 - now and then
私ももう1冊欲しいくらいだって書いてたくらい、内容が良かったのですが、このほど増補改訂版のムックとして発売されましたので、さっそく確保です。
タモリさんの坂道本、もう東京の坂道を歩くことはないのだけれど…買っちゃいました。『タモリのTOKYO坂道美学入門』から18年だそうです。その頃、ちょうど私も東京の坂道にはまり、このブログでも「Sakamichi」のカテゴリーを作ってだいぶ歩きましたねぇ。今みるとデジカメが古いので写真が貧弱だなぁ。
坂道にハマるきっかけはこちら。17年前です…会社の昼休みに上野桜木の三段坂の上あたりで拾ったのでした。
坂の上で拾った「東京の坂道」 - now and then
で、今回の本。港区の坂に絞っていますが、港区だけでもすごい数の坂道があり、江戸の古地図と現在の地図が比較的できるので、大変楽しいです。
レベッカ・ウラッグ・サイクス『ネアンデルタール』(筑摩書房)
かなり前にネアンデルタール人の遺跡発掘ドキュメンタリーを読んだのですが、今やネアンデルタール研究もDNAで解析する時代。今年のノーベル生理学・医学賞は、このネアンデルタール人のゲノム解析を行ったスバンテ・ペーボ博士が受賞しました。
ノーベル生理学・医学賞 人類進化研究の第一人者へ! NHK解説委員室
ノーベル賞もあったので、これは読まないと…と実物を見ずネットで注文したわけですが、届いてびっくり、紙が薄くて600ページもあるじゃないですか。読めるのかこれ…。
久しぶりに行った石巻市図書館で見つけて読んだのですが、あまりに面白かったので自分で買い直しました。これはぜひとも手元に置いておきたい。
昆虫関連の著書多数の丸山宗利さんが、学研の図鑑LIVE『昆虫』を一から作るドキュメンタリーであります。