Books & Cultureのブログ記事 29 / 93
    
    




 

東京人 2014年 04月号 [雑誌]

都市出版 2014-03-03
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本日も雑誌のお話デス。

今月の「東京人」は、「咖喱と珈琲」がメイン特集ですが、大瀧詠一さんの追悼記事もありますよ。内田樹氏、川本三郎氏が追悼文を寄せていらっしゃいます。




ミッキーはなぜ口笛を吹くのか: アニメーションの表現史 (新潮選書)

細馬 宏通 新潮社 2013-10-25
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発売当初に書店で見かけてずっと気になっていたのですが、月刊「みすず」の読書アンケート特集を読んで、さっそく買って読んだところです。アメリカのアニメーション映画初期の歴史…というところでしょうか。読んで良かった…私向きでした。




図書館界だけでなく、本に関わる人たちの間で昨年から注目の的の武雄市図書館=通称「ツタヤ戸図書館」。「運営費削減と利用者増大、さらには図書館をテコにした地域活性化」を目指してカルチュア・コンビニエンス・クラブに運営を委託した訳ですが、「公設のブックカフェ化している」というお話。

垂涎の的「ツタヤ図書館」問われる真価 (月刊FACTA) - Yahoo!ニュース





このところ、こちらも毎年恒例になってきております。月刊「みすず」の読書アンケート特集を、今年は神保町の岩波ブックセンター信山社で買ってきました。

「みすず」ということもあり、正直言いまして登場する本の9割以上はとうてい自分は読まないだろう、という堅いものが多いのですが、それでも眺めているだけでも楽しく、なにやら難しい書名が並んでいてもとにかく全部目を通すことにしてます。

私が昨年選んだ3冊のうち2冊(「蓼科日記抄」と「漁業と震災」)が登場していまして、少しうれしくなりました。
2013年私の「この3冊」:ベストワンは「蓼科日記 抄」。 - now and then




一昨年に出版活動を停止した「どうぶつ社」さんの本のいくつかが、丸善出版から【復刻】どうぶつ社書籍のシリーズ」として復刊しています。

理系の、特に動物にまつわる本をたくさん出版していましたが、復刻版から私が選んだのはタンポポの本でした。ちなみに…どうぶつ社さんの本は、戸田ツトムさんが主に装丁を手がけていらっしゃいましたが、今回の復刻版の装丁も戸田さんによるものであります。




元来の黒沢明&三船敏郎ファンですので、発売日を待ちに待って買った1冊。これまでありそうで無かった、俳優三船敏郎の本格的な評伝です。




テクノロジー系の方々の間でここ数日、amazonでの角川書店のKindle版セールが話題になっています。文庫化された本を中心に、70%オフぐらにの値段です。文庫ですと100円〜200円で、古書店の100均棚のような感じでしょうか。このぐらいの値段だと電子書籍でもいいかなという気持ちになります。

横溝正史などはずらりとそろって壮観です。





この記事も毎年恒例になってきましたが、昨年の本の総決算をしてみました。

amazonのマーケットプレースでは、68冊売って61,200円の入金。夏の石巻の一箱古本市で17,250円、その他古書店や新古書店で買い取ってもらった分が総額9,879円、単純な入金総額は88,329円でした。マーケットプレースの送付経費を昨年同様@250円とすると、残りがだいたい70,000円。昨年の60,000円よりは増えているようには見えますが、石巻の一箱古本市は仕入れもしたので、結局昨年と同じぐらいだと思われます。




もう2013年も暮れるところでございます。AppleStoreの列に並んでいる方ももういらっしゃるようで、お疲れさまでございます。今年は太平洋側は冷え込みがそれほどでもないので、東京・仙台あたりの徹夜は、例年よりは楽かもしれませんね。

年末といえばコーンウェルのスカーペッタシリーズ。やはり新作が年末に発売されております。帰省の折に東京駅で上下巻を購入しましたが、なによりその単価の高さにびっくりです。上下巻それぞれで1,271円ですよ。両方買うと2,542円!単行本かと思うような値段です。これ、も円安だからなのでしょうか…。





「ラブ・レター」新刊をいつも楽しみにしている、吉祥寺の一人出版社、夏葉社さんの新しい本が出版されました。小島信夫の晩年の未収録短編集「ラヴ・レター」です。今回も、地元の古書ビビビさんで購入。


 




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