Books & Cultureのブログ記事 43 / 93
    
    




 


今日は、本好きの皆さんの間で話題の、週刊ポスト3月9日号「復興の書店」特集を、駅の売店で買って読みました。巻頭と巻末合わせてカラー16ページの大特集。本屋さん大好きの私も、たくさんの本屋さんの再開をうれしく思いながら読ませていただきました。どのお店もまさに「小商い」の世界。採算よりも、地元の皆さんの声や喜ぶ姿に支えられているんですね。「本は生活の必需品だった」というサブタイトルが心にしみます。




私も最初にタイトルを見た時は、ビジネス本かと思っていました。でもちょっと違うんですよね。長縲怩「前書きにそれが書いてあります。社会のありかたについての論考…だそうです。でも「小商い」で生活できるような世の中になったらいいなと、前々から思っていたので読んでみました。




R0015519すみません、再び石巻ネタ。昨日「ちゃきん」を買った駅前の物産館「ロマン海遊21」では、他にも木の屋さんの鯨の缶詰や鯨カレー、十三浜のふのりなど、短い空き時間にドドドっと地元の物産も買ったのですが、わたくし的な掘り出しモノを見つけました。

震災本にまじって並んでいた地元本の中から2冊。浅井元義「スケッチ石巻・古い家並み」と千葉賢一「全訂・年表による 石巻の歴史」です。




元の単行本は古本では見かけたのですが、少し大きな本なので買わずにおりました。今回、この米原万里の処女作でもある名著(?)が文庫化されてうれしいです。



本のフォロワーさんたちの間で話題になっていた、みすず書房の月刊「みすず」1月・2月合併号「読書アンケート特集」。武井武雄のこけし恵文社一乗寺店で通販した時に一緒に購入しました。

震災の影響がかなり色濃くでたアンケートではありましたが、昨年自分で読んだ本が入っているとうれしかったり、気になっていてパスしていた本があると欲しくなったり…。その中の数少ない理系(昆虫!)の回答者、小西正泰先生が入れていたのがこの本です。





R0015512昨日は久しぶりに神保町をブラブラ。

最近本が増えすぎたので、自分でも単行本は買わないように気をつけていたのですが、自然科学系の本が並ぶ鳥海書房で、横山桐郎の「蟲」という昆虫本をジャケ買いしてしまいました。大正15年に再版されたもので、カバーも無く、おそらく図書館の廃棄本ではないかと思われます。しかしこの表紙の立派なカマキリの絵にやられてしまいました。




B006WP6CW2Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2012年 03月号 [雑誌]
マガジンハウス 2012-02-10

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買うか買うまいか迷っていましたが、本屋さんでちょっと立ち読みし、結局買う事にしました。ビジュアル中心ではなく読むところが多かったので立ち読みでは済まなかったのでした。







いつか行きたい「わたしの小さな古本屋」今日は下北沢の古書ビビビさんで、蟲文庫さんの「わたしの小さな古本屋」を買ってきました。サイン入り&特典しおりと猫ちゃんのハガキのおまけ付きです。




最後まで読んで、すぐに最初に戻ってもう一度読みました。あと何回か繰り返して読む事になりそうな気がします。ううむ、なんかこれかもしれない…と漠然と感じさせられました。今まで震災に関連した本や文も意識して読みましたが、この本から受ける感じは他にはないものがありました。静かに心を揺さぶられたというのでしょうか。

 




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