Booksのブログ記事 13 / 114
    
    




 


庄野邸表札
先日の2月11日、上京して(正確に言うと神奈川県川崎市ですが)生田の山の上の家に行ってきました。2018年から年2回、2月11日の建国記念日と秋分の日に一般開放される、作家の庄野潤三さんの家です。

庄野家へ | 夏葉社

公開は来年までという話も聞き、公開当初からぜひ行ってみたいとずっと思っていたので、ほかの用事も作って思い切って行ってきました。





月刊みすず2020読者アンケート号これもまた毎年恒例化しております、月刊みすずの読者アンケート特集号。2020年1/2月合併号であります。

さっそくもう2度、1回目はささっと。2度目は付箋を貼って。毎年これが楽しみなんです。読んだ本は7冊ありました。読んだ本があるとまたうれしい。そして読みたい本もまた増えるのでした。




あまりに話題になっていたので逆に避けていたけrど、結局は年末読書で読了。

イギリス人のご主人との間に生まれた息子さんの中学生生活にまつわる諸々ですが、読みやすい文で書かれたエピソードを通して、今のイギリスの格差社会・移民社会の一端を実感できます。





岩波文庫の12月の新刊にこの「子規紀行文集」が入っていました。仙台に行ったのは12月の上旬で、その時はまだ発売されておらず、でもまあなんとか石巻市内で買えるかなと思っていました。





毎年恒例今年の私の3冊はこちら。

一番印象に残った本ですねぇ。読んで良かった。今年のオススメ本になりました。
スーザン・サザード「ナガサキ」:帯文通りのこの上ない歴史書。 - now and then 日常的に古本に触れる機会が少なくなっていたこともあって、この本は隅から隅まで楽しく読めました。いいなぁ…古本。
夏葉社:山本善行・清水裕也「漱石全集を買った日」紙上古本ブックトーク! - now and then ブログでは感想を書かなかったけれど、いろんな意味で最も印象に残ったのが吉増剛造さんでした。詩にはほとんど縁がなかったし、現代詩なんてますます縁遠かったのですが、リボーン・アート・フェスティバルの縁で吉増さんが鮎川に長期滞在することになり、予習しようと読んだもの。

正直言って内容は難解でもあったのですが、造本含めて衝撃でした。吉増さんご本人も可愛い方で、詩人の言葉の選び方は違うなと感心させられました。身近でもプチ吉増ブームに。Product REDのiPhone(7か8だったような)をお使いだったのもステキ。本とは少し違う話ですね。鮎川で完成した「キンカザン」の草稿が書籍化されるのを心待ちにしています。

番外編はこちら。

あやとり、何十年経ってもやっぱり好きだったことを再認識。子供の頃も、エスキモーのあやとりは面白いなと思っていたので、シリーズの中ではやはりこれかな。
野口とも「極北圏のあやとり」:45年ぶりに。 - now and then




サブタイトルを見て、なぜか勝手に広島の原爆の話だと思い込んでいました。さらに福島とベラルーシなのだから、そんなわけなかったのに。

先日Eテレで、著者の安東さんへのインタビュー番組を観る機会があり、この本が考えていた内容とはずいぶん違うらしいと気づき、いまごろやっと読み始めたのでした。




仙台メディアテークにて手にとり、店頭で迷いに迷って購入。

明治三陸地震、昭和三陸地震と津波の最高遡上高を記録した、岩手県大船渡市の綾里地区の話です。




毎年この号だけ買っている、本の雑誌1月特大号。特集はもちろん「本の雑誌が選ぶ2019年度ベスト10」でございます。市内の本屋さんでは立ち読み…もとい、販売されていない(どこか入れてよ!)ないため、今年は送料無料の楽天ブックスで購入。

ベスト10企画は、万が一自分が読んでいた本が入っていると嬉しい、しかし文学読みではないので、そのようなことはほとんどないのです。そして、いつも自分の読書本選びの参考にしています。




訳の分からないままなんとか日記ともつかないメモのようなものを読み進み、最後の解説対談を読んでもう一度最初から読み返してみたくなる不思議な本だった。

ブクログの「ブログで紹介」の機能を使ってみました。丸山眞男も藤田省三もろくろく知らないにによくも読んだものです。そしてよくこんな本を出版したなと、ある意味驚きでした。




夏葉社の島田潤一郎さんの新しい本をやっと入手できました。待ちに待っていたので一気に読了です。今回は「夏葉社」の本ではなく、新潮社の本です。

新潮社さんの本なのですが、どこか雰囲気が夏葉社さんの本に似ていて、判型も少し小ぶりで可愛い装丁(南伸坊さんが担当)の本でございます。


 




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