Booksのブログ記事 4 / 114
    
    




 



レベッカ・ウラッグ・サイクス『ネアンデルタール』(筑摩書房)

かなり前にネアンデルタール人の遺跡発掘ドキュメンタリーを読んだのですが、今やネアンデルタール研究もDNAで解析する時代。今年のノーベル生理学・医学賞は、このネアンデルタール人のゲノム解析を行ったスバンテ・ペーボ博士が受賞しました。

ノーベル生理学・医学賞 人類進化研究の第一人者へ! NHK解説委員室

ノーベル賞もあったので、これは読まないと…と実物を見ずネットで注文したわけですが、届いてびっくり、紙が薄くて600ページもあるじゃないですか。読めるのかこれ…。







丸山宗利『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』(幻冬舎)

久しぶりに行った石巻市図書館で見つけて読んだのですが、あまりに面白かったので自分で買い直しました。これはぜひとも手元に置いておきたい。

昆虫関連の著書多数の丸山宗利さんが、学研の図鑑LIVE『昆虫』を一から作るドキュメンタリーであります。





シアターキネマティカ

第11回石巻一箱古本市、昨日10月15日(土)に晴天のもと無事終了いたしました。

朝、いつになく重たい愛用のカート引きながら、8時半に石巻まちの本棚へ。スタッフとして準備作業→応援の助っ人さんたちとのミーティング・説明→場所を旧観慶丸商店に移して出店者さんの受付(自分も)→まだ来ない出店者さんのことを他のスタッフに託して本棚へ→預けたカートで出店場所のシアターキネマティカへ移動...ここ数年毎度の慌ただしいスタートです。

今年の出店場所、石巻まちなかの新スポットでもあるシアターキネマティカは、今回のエリアの中ではぽつんと離れた所にあります。建物脇のオスジェメオスの壁画前での出店です。(壁画バックの写真は撮り損ねました。写真を撮る余裕があまり無かった...)





石巻一箱古本市2022の箱

明日10月15日(土)は、毎年恒例「石巻一箱古本市」に店主として参加します。やっと出品本の準備もできました。写真の他に絵本がごっそりあります。昨年絵本が売れたので調子に乗りましたが、果たして今年は売れるだろうか…。絵本、売れ残ると重いんですよねぇ。

出店は、新スポット「シアターキネマティカ」でございます。元日活パールのお隣です。

石巻一箱古本市2022 一箱店主紹介 | 石巻 まちの本棚
第11回 石巻一箱古本市 イベント詳細 | 石巻 まちの本棚





さて、いよいよ来週10月14日(土)は、第11回石巻一箱古本市が開催されます。

第11回 石巻一箱古本市 イベント詳細 | 石巻 まちの本棚

今年の出店場所は、まちなかの新しいスポット「シアターキネマティカ」です。古本市の中心部から少し離れていますが、歩いてみるとそんなに遠くないはず。ぜひ足を伸ばして下さい〜。

今年は、いつものおすすめ読了本(本の本など)、串田孫一の本(昔集めた本を放出)、宮城県関連の本、自然科学色強めの絵本などを中心に持って行きます。

とにかく当日は晴れますように!





古本市で買った3冊。

先日仙台に行ったおり、立ち寄ったのがこちらの古本市。

第2回 サンモール古本市 in 金港堂 / 古本まつりに行こう / 日本の古本屋

金港堂は石巻にも支店がある仙台の老舗本屋さん。その新刊書店の2階で古本を販売するということで、昨年話題になりました。去年行けなかったのでやっと行けました〜。

フロアをぐるりと巡って3冊。




しばらく積ん読の山に入っていたものを読了。私の好きなジャンル(?)の1つ。暗号モノです。第2次世界大戦のアメリカの暗号解読の影に、たくさんの女性達が参加していたというドキュメンタリー。



舞台がフィラデルフィア、そして黒人社会というところに興味があって読みました。

副題の通り、フィラデルフィアという都市に生きる黒人青年たちの社会を、ユダヤ系の白人女性である著者が、フィラデルフィアの黒人居住区に6年間暮らし、そこで黒人達とつきあい、その中で自ら体験したことをレポートしたルポルタージュ的な、そして実は社会学の論文がもとになった本です。社会学ですから「フィルドワーク」ですね。





定本 本屋図鑑夏葉社さんから、過去に出版された『本屋図鑑』(2013)と『本屋会議』(2014)
を合体させ、なおかつ加筆した『定本 本屋図鑑』が刊行されました。

なにしろ2冊が合体したので、図鑑らしいどっしり感があります。表紙は私も大好き、紀伊国屋書店本店であります。そういえばここ、前川國男設計でお東京都選定歴史的建造物にも指定されていて、どっしりした建物でもありますね。





雲ができるまで信陽堂さんからの永井宏さんの著書復刊第2弾「雲ができるまで」を読みました。「愉快のしるし」と対になる素敵な装幀です。

永井さんが実際に葉山で運営していた、サンライト・ギャラリーを巡る人々をモチーフにした短編集です。エッセイのような小説のような、でもきっとこういう人たちがまわりにいたんだろうなという、いろんな人のそれぞれの小さなストーリーが印象的でした。


 




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