Booksのブログ記事 24 / 115
    
    




 

英国在住の保育士でありライターでもあるブレイディみかこさんの、実際の託児所勤務体験談を元に書かれた本。みすずの本は高いので、意を決しないとなかなか買えないのだけれど、自分への誕生日プレゼントと称して買った本の中の1冊でした。

ご自身のブログや、「月刊みすず」に連載していた内容などをまとめたものです。
THE BRADY BLOG




最近は本屋さんで出会った本を買う…という機会がめっきり減っております。たまに仙台に行った時に、あまり時間がない中でかけ足で本を選ぶのですが、こちらはそんな時に選んだ本です。




ブ での絵本の収穫を振り返る先ほど本を片付けていたら、2ヶ月くらい前に地元の「ブ」(ブックオフです)で買った絵本が発見されました。きれいなのに安い絵本がたくさんあって、興奮しながら何冊かまとめて買ったのでした。

よくよく見ると、かこさとしさんの「地球」も美品なのに108円でした。すっかり忘れていたのだけれど、今となってはお買い得だったよなぁ。





先日のNHK ドキュメント72時間は「島へ 山へ 走る図書館」。松山市立図書館の移動図書館「つばき号」の72時間を追った番組でした。

松山市は県庁所在地でもあり、大きなまちですが、市内には離島もあり、ピカピカのかわいい移動図書館が6台もある上に、びっくりするぐらいたくさんの巡回場所があって、利用者も増えているということに驚きました。この72時間の撮影中に、2700冊以上の貸し出しがあったそうです。走っているそうです。





いしいひさいち  ドーナツボックス 届きました  ^o^3月に予約注文していた、敬愛するいしいひさいち氏の、単行本未収録自費出版本「ドーナツボックス」の1〜4巻が届きました。




覚悟はしていましたが、正直言って私には少し難しい読書でした。哲学的な本はあまり読んできませんでしたし、苦手意識もあります。そもそも「中動態」という言葉そのものが最初からさっぱり分かってないのです。

その「中動態」というのは、「能動態」でもない「受動態」でもない「態」なのだとか。「する」と「される」ほ外側の世界への旅…たそうです。もうすでに難解です。これがわかりやすく解説されているというわけでもなく、「意思と責任の考古学」とある通り、言葉の考古学のような様相も呈しながら論が進んでいく内容でした。





昨年プチマイブームだった、絵本作家のかこさとしさんが、92歳で亡くなられました。

絵本作家 かこさとしさんが託した「希望」 | NHKニュース

昨年は、たてつづけにムック本を買ったこともあり、かこさんの著作をたくさん読みました。

現代思想臨時増刊とKAWADE夢ムックで「かこさとし」。 - now and then
加古里子「伝承遊び考」。 - now and then
加古里子「伝承遊び考 2 石けり遊び考」:そういえば石けり大好きでした。 - now and then


私が子どもの頃に特に好きだったかこさんの本はと言いますと、

このあそびシリーズは図書館で何度も借りて、どうしても欲しくて5冊シリーズのうちいちばん好きなものを1冊買いました。こちらは近年復刊されたもの。
「かがくのとも」の中ではこれですねぇ。絵本ではなく雑誌のほうで持っていて、眺めているだけで楽しくで、これも何度も何度も読みました。
高校生になっても気になる作家さんでありまして、福音館の科学シリーズ(ほかに「宇宙」「地球」)なども自分で買いました。

かこさんが精密にチマチマと書き込んだたくさんの小さなアイテム、しかもちゃんと科学的に正しい内容であること、登場する子どもたちがみんな楽しそう…など、大好きポイントがたくさんあります。

かこさんと言えば、「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」シリーズですが、世代が多少ずれていたので、幼少のころに読んだ絵本ではなかったため、こんなチョイスとなっています。でも、かこさとしさんの本は、本当に昔から親しんできましたし、理系出身のかこさんの科学の本には、私も大きく影響を受けていると思います。

そして、現代のこどもたちにも、もっと広くかこさんの思いが伝わるといいなぁ…と思います。

大人がこれから読むなら、かこさん自身の著作ならこちらを
そして少々固い内容ではありますが、昨年出た現代思想さんのムックなどをお薦めします。




先日4月29日に東京谷根千界隈で行われた、第20回一箱古本市。毎年楽しみにしている店主さんの箱一覧写真が公開されています。

2018年春:店主箱一覧 | 不忍ブックストリート

全部の箱を食い入るように眺めて、あの本が欲しかった…とか、この箱の店主さんは好みだなぁとか、この箱は見習いたいなど、エアーで箱を回ったような気になっているところであります。





毎回楽しみに待っている夏葉社さんの今回の新刊は、装丁も手がけるグラフィック・デザイナーであり、作家でもある吉田篤弘、のエッセイ「神様のいる街」です。装丁はもちろん吉田さんご自身!幻の処女作も収録されております。




図書館の新刊コーナーからまた1冊。昨年生誕60周年&世界生産累計1億台を達成した、本田のバイク「スーパーカブ」。20年前の40周年の時に出版された初版を、現在までの歩みを追加して復刊した本です。

 




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