Booksのブログ記事 6 / 112
    
    




 

かなり「左」であることは承知の上での昭和史を専門とする作家・評論家の保坂正康さんの書評集。

帯にもある通り、序章から「昭和の軍人が単調で思い込みが激しく、自制や自省に欠けていたのは、読書量が少なかったからである。」という過激な言葉からはじまります。




マンションの廊下にも、日々微細昆虫が落ちている季節になりました。出かける時など、グレーチングをチェックすると、必ず何匹か溝から脱出できずにジタバタしているコウチュウがいます。みんな微細なので、よくみないと気がつかないようなものばかりですが。

見つけたら、iPhoneで撮影して家に帰ったら調べます。最近使用頻度が増えているのがこちらの図鑑「新版 昆虫探検図鑑1600」です。




ついノスタルジーで買ってしまいました。岩波少年文庫、戦後世代にはみなさんそれぞれに思い出があるのではないでしょうか。

こちらの本、岩波少年文庫のこれまでの歴史、装丁の変化、主な作品の紹介、関係者のエピソードや文、挿絵、翻訳、岩波少年文庫に寄せる文、そして豆知識までと盛りだくさん。最後には年譜と総目録もついています。

しかもこれ、岩波書店の編集ではなく、ご自身が岩波少年文庫の愛読者である若菜晃子さんの編集。並々ならぬ熱意が込められています。読み物としてもとても楽しかった...いやもう永久保存版です。

そういう自分は、最近の作品は全く知らない本ばかりでした。児童書から遠ざかって久しいですから。

岩波少年文庫を最初に手にしたのは、小学校の図書館です。初期の頃の装丁第1期や第2期の古いもの。ずらりとならんではいたものの、その当時においてもかなり古くさく、あまり人気がなかったような気がします。それでも、けっこう借りて読んでいたと思います。

一番思い入れのある本というと「くまのプーさん」ですねぇ。何度も何度も読みましたから。児童書の単行本はなかなか買えないけれど、岩波少年文庫だと安くて買いやすいですからね。

おめでとう70年。ほんとうに、これからも読み継がれてもらいたいシリーズであります。




少し不思議なタイトルではありますが、牡鹿半島にある鯨のまち、石巻市鮎川の地域文化を紹介した本です。

著者の加藤先生には、石巻でお会いしたことがありまして、鮎川をフィールドに鯨もテーマにされていることは知っていましたから、どんな本になっているのか楽しみにして読み始めました。





日本のトンボ改訂版トンボ大好き(といっても市民レベル)なので、眺めて楽しい図鑑といえばこれもその1つ。このほど、最新データを反映した改訂版が出たので、今回は「honto」で例のメルペイ支払で買いました。高いからどうしようと思っていましたので、たまったメルカリ代金が使えて良かった!




盛岡の個性派書店BOOKNERDの店主、早坂大輔さんの本。「BOOK NERD」私がちょうど石巻に戻ってきた頃に話題になり始め、どんどん有名になってきました。今どきなカッコイイ本屋さんというイメージ。

実はお店には行ったことがありません。数年前に日帰りで盛岡に行ったときは、まだBOOK NERDさんの存在を知らず、古書店ばかり巡って帰ってきました。次に盛岡に行くときは是非行きたいと思いながら実現せず。

で、こちらの本を読ませていただきました。手に取りやすい





風の便り夏葉社さんの新刊が届きました。太宰治に師事した小山清の随筆「風の便り」です。久しぶりの「文学」の香りがします。

活版印刷によるタイトルの文字に、「さよならのあとで」でも挿絵を担当された高橋和枝さんの絵が添えられた、シンプルで素敵な表紙です。




瀬尾夏美さんの「二重のまち/交代地のうた」を読みました。(でもごめんなさい、実は瀬尾夏美さんの「あわいゆくころ」は読んでいないのです。)

そして、こちらの映画も現在全国各地で公開中です。(仙台が怖くて観に行けませんが…。)

映画『二重のまち/交代地のうたを編む』公式サイト|小森はるか+瀬尾夏美 監督作





どんぐり京都の古書店「善行堂」さんより、京都の小さな出版社灯光舎さんからこのほど出版された、<灯光舎 本のともしび> 第1弾 寺田寅彦/中谷宇吉郎 著「どんぐり」が届きました。

オレンジ色の素敵な装丁で、もうそれだけでテンションがあがります。





未来の図書館のためにさて、先日の岬書店のほかに、本家夏葉社さんからも新刊が出ました。

『未来の図書館のために』 | 夏葉社

図書館人の必読書「移動図書館ひまわり号」の著者、前川恒雄さんが、ご自身の図書館での歩みと、その後のお仕事、そして図書館についての考えをまとめた本です。前川さんは昨年亡くなられており、遺稿集に近いものでしょうか。

表紙は、巡回してきたひまわり号の周りで楽しそうに本を選んでいる子どもたちの写真です。


 




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