Booksのブログ記事 3 / 115
    
    




 


新シリーズだすいません、最近本の話ばかりですね。今日はマンガですが。

小学館から『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』の刊行が始まりました。最初の2冊が先日発売されたので購入。(豪華愛蔵版はとてもとてもというお値段でした。)




4月末は毎度おなじみ夏葉社関連の本が立て続けに出版されて、まだ読むほうが追いついてません。まずは夏葉社代表島田さんの読書エッセイ『電車の中で本を読む』を読了。

前書きで、島田さんが電車通勤時に本を読むことにしている…という話で始まります。私も思い返せば、電車通勤時にたくさん本を読みました。行きは新聞を読み、新聞を読み終わったら本。帰りは本の続きを読みます。

私は首都圏で通勤しながらも、ラッシュとは逆方向に通勤していたため、比較的電車も空いていて、帰りは座れてしまうのですが、座って本を読むと必ず眠ってしまう。それがイヤなので、席が空いていてもずっと立っていました。それぐらい本が読みたかった。そんなことを思い出しながら読み始めました。




3年ほど積ん読の山に入っていたものを引っ張り出して読みました。2019年発行の本で「気鋭の若手恐竜学者によるサイエンスライティングの傑作」というふれこみでした。当時の最新の恐竜研究が反映されています。




イービーンズにて今日は久しぶりに仙台へ。もう最近は仙台には本のために行くといってもいいくらい。今回はまずイービーンズ「古本まつり」を目指します。

今回の古本まつり、なぜか手塚治虫の本があちこちで目立ったのですが、それはさておき、好みの自然科学本がいつもより多くて◎。文一総合出版のハンドブックシリーズがまとまってあって、その中から『昆虫の食草・食樹ハンドブック』をピックアップ。これちょっと欲しかったやつ。呉地正行『雁よ渡れ』(どうぶつ社)は、地元宮城の伊豆沼の水鳥調査で有名な呉地さんの本。どうぶつ社の本で興味のあるテーマの本はみつけたら買うようにしてるのです。庄野潤三『屋上』はまだ読んでいなかったので300円で。





石巻市文化財だよりなどMacも新しくなったし、ちょっとデスクの上の書類も片づけるか…と整理していて、先月仙台の古本屋さんで買った「石巻市文化財だより No.3」が出てきました。これ、PDFでもどこかで配布されているのは入手済みだったのですが、いつも散歩に行く牧山の植生についての報告があり、紙で読みたいよな…と思って買ったものでした。





ゆずりは書房雨が降ったりやんだりで、歩く人もほどんどいない(いや、晴れていてもいないが)石巻駅前・立町商店街。東へ進み、新内海橋手前で右のアイトピア通りへ入ってすぐ、かつて肴町と呼ばれた左側の横丁を進み、横丁右手中ほどの「ゆずりは書房」へ。自宅から徒歩10分ほどのところに、日・月の13時〜17時の間だけオープンする古書店ができたのである。といっても、もともとネット専門のプロの古本屋さんが、試みに店売りを始めたのだ。




昨年の2021年4月1日号、Pen「大滝詠一に恋をして。」の内容を増補・アップデートしてムックが出るようです。元の雑誌は買ったのですが、増補されるとねぇ。プチ・ナイアガラーとしては買わなくてはねぇ。最近二匹目のドジョウ多いぞ。




月刊みすず2023毎年楽しみにしている「月刊みすず」の読書アンケート特集。しかし「月刊みすず」は今年の8月で廃刊とのこと。読書アンケートの特集は今後も何らかの形で残す…とのことですが、「月刊みすず」としての特集はこれが最後です。

さっそく、さささっと下読み。読んだ本、気になる本を付箋をつけながらチェックしました。これが毎回楽しい。





今年の読書を振り返ると、やっぱり小説は薄めでした。持っている串田孫一の本を全部読む…という目標は達成。(読後は秋の石巻一箱古本市でほとんどまとめ買いしてもらいました。)

私の今年の3冊、選んでみました。どれも「面白い!」と思ったものばかりです。

今年もムシですみません。でも何と言ってもこれが一番面白かった。

昆虫に興味の無い方が読んでどう思うのかちょっとわからないのだけれど、とにかくこの図鑑に関わる人たちの奮闘ぶりが半端じゃないです。関係者のみなさんに敬意を表し、結局このあと学研の図鑑もゲットしました。これを読んだら買わずにはいられないですよ。ほんと。

丸山宗利『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』(幻冬舎):全種生体白バックにドキドキワクワク。 - now and then





右側が完全版。先日の『本屋で待つ』と同時に夏葉社さんから刊行されていたのがこちら、高村志保『絵本のなかへ帰る 完全版』です。昨年、夏葉社代表島田さんの個人レーベル「岬書店」から刊行された本に、3冊分のエピソードが加わり、装幀も絵本作家のきくちちきさんが手がけています。(写真右が今回の完全版です)


 




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