Booksのブログ記事 17 / 114
    
    




 

日本で最初に紹介された「紙の動物園」は、文庫になる前にハヤカワミステリで読み、評判通りの良さに感心しきりだったのですが、2作目の短編集は読まずに降りました。これは日本独自編集の短編集第三弾なのだとか。図書館でみつけてさっそく読みました。



最近図書館の新刊コーナーでみかけた本でしたが、昨年の秋に出版されていた本です。震災というよりは生物多様性というキーワードが気になって読んでみました。

地域の自然や生態系を大切にした復興への取り組みが紹介されています。





本日23日と明日24日の2日間の日程で、石巻市図書館の除籍図書譲渡会があり、初めて行ってみました。この譲渡会、石巻市図書館では昨年10年ぶりに再開したそうです。図書館の貸出カードを持っている方が対象でした。除籍本だけでなく、寄付された本の中で、蔵書に入れられない本などもあるそうです。

朝9時30分から整理券配付開始と聞いて、15分ほど前に到着。当然ながらすでに行列ができており、私は整理券69番。私のあともどんどん行列が伸びていました。

10時から20分刻みで20人ずつ会場に入り、1人10冊まで持ち帰ることができます。2日間来て20冊というわけにはいかず、2日間トータルで10冊だそうです。本の入れ替えは無し。(これはおじいちゃんが図書館員に質問していたのを横で聞いていました。)




昨年からずっと気になっていた本でした。近所の本屋さんではまず入手できないし、図書館にも入らないので、なかなか読めないでいましたが、やっと入手して読了。副題は「頭足類から考える意識の起源」。

著者は、オーストラリアの「生物哲学」の先生。基本的には哲学がご専門のようですが…




今日のTwitterのTLの流れの中ですくったのは、朝日新聞出版から3月末に出版される「小津安二郎大全」。これは買わねば。ちょうど期間限定のポイントもあったので、ポイントを投入して予約しました。

さてどんな本なのかな。久しぶりの小津本、楽しみです。




タイトルからして、昆虫学の本なのか考古学の本なのかどっちつかずではありますが、基本は考古学のお話です。

なんと土器の底についた昆虫の圧着痕から探る考古学なのでした。




「マーヴィン・ゲイが好きです」というと、音楽に詳しい方にはよく微妙な顔をされました。でもやはり「What's Going on」はスゴイアルバムだと思います。

なんと今年はマーヴィン・ゲイ生誕80年。生きていてもおかしくない年齢です。亡くなるのが早すぎました。そんなマーヴィンに対するトリビュートなエッセイやインタビュー、来歴から彼の音楽の考察、ディスコグラフィーまで、かなり読みごたえのあるムックでございました。





IMG 5923本日は、いしいひさいち先生の「ドーナツボックス7」が届きました。表紙は藤原先生だ!藤原先生大好きです。




平野甲賀さんの装幀なので、晶文社風ですが新潮社の本。著者の津野さんがアラエイティを迎え、これからどのように読書をしていくのかを軸にした読書エッセイ。



一番近い地元の本屋さん、ヤマト屋書店に行き、読みたいと思っていた平野啓一郎の「ある男」を見つけたので買ってきました。

本屋大賞の候補にもなっているし、平積みかな…と思ったらみつからず、1冊だけ小説の棚に差してあり、しかも初版で表紙に少しスレもあったので、最初に入荷したっきりずっと売れてなかったような様子でした。

平野さんの小説を読むのは何年ぶりだろう。積ん読にしないよう、今読んでいる本の次には読もうと思っています。


 




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