先日仙台に行ったおり、立ち寄ったのがこちらの古本市。
第2回 サンモール古本市 in 金港堂 / 古本まつりに行こう / 日本の古本屋
金港堂は石巻にも支店がある仙台の老舗本屋さん。その新刊書店の2階で古本を販売するということで、昨年話題になりました。去年行けなかったのでやっと行けました〜。
フロアをぐるりと巡って3冊。
先日仙台に行ったおり、立ち寄ったのがこちらの古本市。
第2回 サンモール古本市 in 金港堂 / 古本まつりに行こう / 日本の古本屋
金港堂は石巻にも支店がある仙台の老舗本屋さん。その新刊書店の2階で古本を販売するということで、昨年話題になりました。去年行けなかったのでやっと行けました〜。
フロアをぐるりと巡って3冊。
副題の通り、フィラデルフィアという都市に生きる黒人青年たちの社会を、ユダヤ系の白人女性である著者が、フィラデルフィアの黒人居住区に6年間暮らし、そこで黒人達とつきあい、その中で自ら体験したことをレポートしたルポルタージュ的な、そして実は社会学の論文がもとになった本です。社会学ですから「フィルドワーク」ですね。
夏葉社さんから、過去に出版された『本屋図鑑』(2013)と『本屋会議』(2014)
を合体させ、なおかつ加筆した『定本 本屋図鑑』が刊行されました。
なにしろ2冊が合体したので、図鑑らしいどっしり感があります。表紙は私も大好き、紀伊国屋書店本店であります。そういえばここ、前川國男設計でお東京都選定歴史的建造物にも指定されていて、どっしりした建物でもありますね。
信陽堂さんからの永井宏さんの著書復刊第2弾「雲ができるまで」を読みました。「愉快のしるし」と対になる素敵な装幀です。
永井さんが実際に葉山で運営していた、サンライト・ギャラリーを巡る人々をモチーフにした短編集です。エッセイのような小説のような、でもきっとこういう人たちがまわりにいたんだろうなという、いろんな人のそれぞれの小さなストーリーが印象的でした。
昨日は仙台で、所用を挟んで古本市→古本屋→新刊書店をパパパっと回ってきましたが、最初にレコードを買ったため、会場お隣の古本市はサーっと流して1冊買っただけ。
その後、別件で三越方面に行ったので、地下のヤマト屋書店へ。いつもはあまりのぞかない芸能の棚にミスター・スポック(レナード・ニモイ)の顔が!『自叙伝 ミスター・スポック』…自叙伝?!てっきりニモイ氏の自叙伝かなと思い、中身も確かめずガバっとつかんでお会計しましたが、あとから本を開いたら、ミスター・スポックそのものの自叙伝(フィクションですね)だったのでした。(ニモイ氏の自叙伝と並べて撮影してみました。)
以前の単行本の内容に加え、「文芸部の同級生」と「四十五歳のぼく」の2編が書き下ろしで追加されています。島田さんが出版社を始めるまで、そして始めてから、そこに青春時代のエピソードが入り交じった内容です。
驚異の細密画で昆虫の生態を描く絵本作家、舘野鴻さん。とにかく自ら時間をかけて徹底的に生態を観察、時には飼育した上で描く生態画絵本は感動ものです。
その舘野が登場した今月の「たくさんのふしぎ」は、なんと私の大好きなうんこ虫=糞虫でございます。主役は「オオセンチコガネ」。わーい!
夏葉社さんの新刊、万城目学さんのエッセイ「万感のおもい」を読み終えました。
今回はなにより目を引くのが装幀です。横長の判型に角丸のハードカバー(昔のサイン帳みたいだと思いました。若い人はそんなの知らないか…)、なおかつカラフル!男性作家さんの本ながら、らしからぬ可愛いさです!