Booksのブログ記事 9 / 115
    
    




 

盛岡の個性派書店BOOKNERDの店主、早坂大輔さんの本。「BOOK NERD」私がちょうど石巻に戻ってきた頃に話題になり始め、どんどん有名になってきました。今どきなカッコイイ本屋さんというイメージ。

実はお店には行ったことがありません。数年前に日帰りで盛岡に行ったときは、まだBOOK NERDさんの存在を知らず、古書店ばかり巡って帰ってきました。次に盛岡に行くときは是非行きたいと思いながら実現せず。

で、こちらの本を読ませていただきました。手に取りやすい





風の便り夏葉社さんの新刊が届きました。太宰治に師事した小山清の随筆「風の便り」です。久しぶりの「文学」の香りがします。

活版印刷によるタイトルの文字に、「さよならのあとで」でも挿絵を担当された高橋和枝さんの絵が添えられた、シンプルで素敵な表紙です。




瀬尾夏美さんの「二重のまち/交代地のうた」を読みました。(でもごめんなさい、実は瀬尾夏美さんの「あわいゆくころ」は読んでいないのです。)

そして、こちらの映画も現在全国各地で公開中です。(仙台が怖くて観に行けませんが…。)

映画『二重のまち/交代地のうたを編む』公式サイト|小森はるか+瀬尾夏美 監督作





どんぐり京都の古書店「善行堂」さんより、京都の小さな出版社灯光舎さんからこのほど出版された、<灯光舎 本のともしび> 第1弾 寺田寅彦/中谷宇吉郎 著「どんぐり」が届きました。

オレンジ色の素敵な装丁で、もうそれだけでテンションがあがります。





未来の図書館のためにさて、先日の岬書店のほかに、本家夏葉社さんからも新刊が出ました。

『未来の図書館のために』 | 夏葉社

図書館人の必読書「移動図書館ひまわり号」の著者、前川恒雄さんが、ご自身の図書館での歩みと、その後のお仕事、そして図書館についての考えをまとめた本です。前川さんは昨年亡くなられており、遺稿集に近いものでしょうか。

表紙は、巡回してきたひまわり号の周りで楽しそうに本を選んでいる子どもたちの写真です。





絵本のなかへ帰る夏葉社代表島田さんの別レーベル、岬書店の新刊は高村志保「絵本のなかへ帰る」。著者の高村さんは、お父さんが始めた長野県茅野市の「今井書店」の二代目店長さんです。

目次には、28の絵本や児童書のタイトルが並びます。最初は絵本の読書案内なのだろうかと思っていましたが、本を開いてみるとさにあらず。最初の章「おやすみなさいフランシス」(福音館書店)は、今井書店のはじまりのお話からスタートしました。





月間みすず2021今年も月刊みすずの読者アンケート号を購入。さっそく付箋をつけながらざっと読みました。毎年これが楽しい。あと2〜3回は読むと思います。

去年のブログを見ると、その時に読みたいと言っていた本を1冊も読んでいないというヒドイあり様。実際は、ここには挙げなかったけれど、気になっていた「掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集」は読みました。これはもう読んで良かったです。はい。翻訳された岸本佐知子さんにもハマりそうです。

毎回、読んだ本が出ているとうれしく、気になっていた本が出てくると、やっぱり読まなくては...と思い直すなどするのですが、やったぜすごいと思ったのは、リトルプレスながら「あいたくて ききたくて 旅にでる 」が複数挙げられていたこと。ほんとうに良い本でしたし、地元宮城にも関係する本なので素直にうれしいです。

小野和子「あいたくて ききたくて 旅にでる」地元宮城弁の臨場感。 - now and then




石巻市図書館で借りてきました。市内の本屋さんではまず無いよなと思っていたらあったのでした。ナイス!

翻訳家でもある岸本佐知子さんの雑誌連載をまとめた本です。




ベストセラーなのでどうしようかと思った(ベストセラーは読んでみると通俗的でつまらなかったりするので)けれど、興味あるところなので読んでみました。結果...読んで良かったです。

まずつかみで...人間がサバンナで狩猟と採集によって暮らしていたころから現在まで1万年ほどの間、人間の脳はほとんど変化していないから、現代社会を生きる上ではミスマッチが起きている...という説明で納得です。これでなんとなく信用できるかも、という気持ちになりました。





小学校の図書館で、ポプラ社の名探偵ホームズ全集に出会ってから、プチ・シャーロキアンです。そのわりには正典は高校の頃に文庫で全部読んだきり。

今年は、1年かけて文庫でもう一度シャーロック・ホームズを読むことにしました。今年の目標であります。


 




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